2017/10/25
スティーヴ・ルカサー、セッション・ワークス第2弾が発売決定。12月の来日に向けたインタビューも公開
TOTOの看板プレイヤーにして、セッション・ギタリストとしても膨大な数のミリオン・ヒットに貢献している当代随一のギタリスト、スティーヴ・ルカサーの華麗なプレイに乗って
AOR/LAシーンを一挙に横断出来る、ファン待望のコンピレーション・アルバム『セッション・ワークス』の第2弾が、11月22日に発売される。
本作は、ルカサー自身やTOTOの楽曲ははもちろん、ボズ・スキャッグス、エアプレイ、アース・ウインド&ファイアー、ライオネル・リッチーなど全16曲を収録。
"たとえどんなスタイルの音楽であっても、スタジオに来れば一発で最高のプレイを録音する"と、世界的なプロデューサーやアーティストから絶大なる人気と信頼を得ていたスティーヴ・ルカサーがレコーディングに参加したヒット曲、名曲、レア曲の数々を網羅している。
リリースにあたってルカサーは「これらのセッション・ワークの全てが、僕の人生にとって最高の時間を思い出させてくれる。是非、僕のこれまでの旅を一緒に楽しんでもらいたい。」と語っている。
さらに、ルカサー自身"殺人級のジャム・バンド"と称するバンド、Nerve Bundleの来日公演を12月に控え、来日に向けたショート・インタビューも到着した。
◎スティーヴ・ルカサー インタビュー
――12月に来日を控えていますが・・・
S: 今回のバンドは殺人級ジャム・バンドで、7年前に結成したバンドだが、このバンドが活動するのは12月だけ。12月限定バンドなんだ。Nerve Bundleと名乗って5年。その前2年は別の名前だった。
――Nerve Bundleという名前って?
S: Head of your cock(ペニスの先端)っていう意味の卑猥な言葉さ。医療用語ではnerve bundle(神経の束)って呼ぶのさ。
――真面目に???
S:(笑)ガハハハ!知らなかっただろう?ルカサーが考えたことなんだから、これくらい当然だよ!でも日本じゃきっと誰も知らない。それがおかしいんだ。
アメリカだったらみんなわかるが、それでもこの名でやってる。こちらで何回かライヴをやって行くので、日本に行く頃には十分にウォームアップもされた状態だろう。とにかく最高のミュージシャン達だ。
キーボードのジェフ・バブコ、ドラムにトス・パノス、ベースはガヴァメント・ミュールのヨーゲン・カールソン、そして俺。いろんな音楽が渾然一体となったクレイジーなフュージョン・バンドだ。
――曲は新曲をやるんですか?
S:以前、ジェフ・バブコなんかと出したクリスマス・アルバムの曲もやるよ。でもあれはだいぶ昔のアルバムなんで、アレンジは変える。ジェフがアレンジをするよ。他にも一緒に書いた新曲、クラシック・チューンも。
あとはその時、ステージの気分でやることも考えてる。ロビン・トロワーのカヴァーとか。短い曲から20分の曲までなんだってありさ。自分でもどうなるかわからないし、同じ曲をやったとしても、同じ演奏にはならないからね。
だからエキサイティングなのさ。
サプライズとしてTOTOの曲も考えているので、それは期待しててくれていいよ。あ、でも「I’ll Be Over You」じゃないからね。
――(笑)
S:それよりは、もう少し「筋力」を使う曲だ!とにかくジェフ・バブコを含め、全員友人だ。これは仲良しの友達と一緒に何かをやる、よい口実だってことさ!
でもハッピー・ジャズ、スムーズ・ジャズじゃないことだけは約束する。ジャズ、ロック、フュージョン、ブルースのいいとこも悪いとこも全部合わせたような、言葉じゃ説明できない折衷的な音楽なんだ。
肩の怪我をしてしまってから、俺の演奏の仕方は少し変わったかもしれないが、俺であることには変わりない。ここ数年は自分にとっても興味深い数年だった。本来の自分を取り戻す、という意味で。でもうまくいっていると思うよ。
(>>2以降につづく)
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/56713/2
スティーヴ・ルカサー、セッション・ワークス第2弾が発売決定。12月の来日に向けたインタビューも公開
TOTOの看板プレイヤーにして、セッション・ギタリストとしても膨大な数のミリオン・ヒットに貢献している当代随一のギタリスト、スティーヴ・ルカサーの華麗なプレイに乗って
AOR/LAシーンを一挙に横断出来る、ファン待望のコンピレーション・アルバム『セッション・ワークス』の第2弾が、11月22日に発売される。
本作は、ルカサー自身やTOTOの楽曲ははもちろん、ボズ・スキャッグス、エアプレイ、アース・ウインド&ファイアー、ライオネル・リッチーなど全16曲を収録。
"たとえどんなスタイルの音楽であっても、スタジオに来れば一発で最高のプレイを録音する"と、世界的なプロデューサーやアーティストから絶大なる人気と信頼を得ていたスティーヴ・ルカサーがレコーディングに参加したヒット曲、名曲、レア曲の数々を網羅している。
リリースにあたってルカサーは「これらのセッション・ワークの全てが、僕の人生にとって最高の時間を思い出させてくれる。是非、僕のこれまでの旅を一緒に楽しんでもらいたい。」と語っている。
さらに、ルカサー自身"殺人級のジャム・バンド"と称するバンド、Nerve Bundleの来日公演を12月に控え、来日に向けたショート・インタビューも到着した。
◎スティーヴ・ルカサー インタビュー
――12月に来日を控えていますが・・・
S: 今回のバンドは殺人級ジャム・バンドで、7年前に結成したバンドだが、このバンドが活動するのは12月だけ。12月限定バンドなんだ。Nerve Bundleと名乗って5年。その前2年は別の名前だった。
――Nerve Bundleという名前って?
S: Head of your cock(ペニスの先端)っていう意味の卑猥な言葉さ。医療用語ではnerve bundle(神経の束)って呼ぶのさ。
――真面目に???
S:(笑)ガハハハ!知らなかっただろう?ルカサーが考えたことなんだから、これくらい当然だよ!でも日本じゃきっと誰も知らない。それがおかしいんだ。
アメリカだったらみんなわかるが、それでもこの名でやってる。こちらで何回かライヴをやって行くので、日本に行く頃には十分にウォームアップもされた状態だろう。とにかく最高のミュージシャン達だ。
キーボードのジェフ・バブコ、ドラムにトス・パノス、ベースはガヴァメント・ミュールのヨーゲン・カールソン、そして俺。いろんな音楽が渾然一体となったクレイジーなフュージョン・バンドだ。
――曲は新曲をやるんですか?
S:以前、ジェフ・バブコなんかと出したクリスマス・アルバムの曲もやるよ。でもあれはだいぶ昔のアルバムなんで、アレンジは変える。ジェフがアレンジをするよ。他にも一緒に書いた新曲、クラシック・チューンも。
あとはその時、ステージの気分でやることも考えてる。ロビン・トロワーのカヴァーとか。短い曲から20分の曲までなんだってありさ。自分でもどうなるかわからないし、同じ曲をやったとしても、同じ演奏にはならないからね。
だからエキサイティングなのさ。
サプライズとしてTOTOの曲も考えているので、それは期待しててくれていいよ。あ、でも「I’ll Be Over You」じゃないからね。
――(笑)
S:それよりは、もう少し「筋力」を使う曲だ!とにかくジェフ・バブコを含め、全員友人だ。これは仲良しの友達と一緒に何かをやる、よい口実だってことさ!
でもハッピー・ジャズ、スムーズ・ジャズじゃないことだけは約束する。ジャズ、ロック、フュージョン、ブルースのいいとこも悪いとこも全部合わせたような、言葉じゃ説明できない折衷的な音楽なんだ。
肩の怪我をしてしまってから、俺の演奏の仕方は少し変わったかもしれないが、俺であることには変わりない。ここ数年は自分にとっても興味深い数年だった。本来の自分を取り戻す、という意味で。でもうまくいっていると思うよ。
(>>2以降につづく)
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http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/56713/2