明治安田生命J1リーグ第29節が10月14日に行われ、埼玉スタジアム2002では浦和レッズとヴィッセル神戸が対戦した。試合は1-1で引き分け。試合後、浦和のMF矢島慎也がゲームを振り返った。
ゲームでは両チームともに慎重な守備を展開し、互いに決定機は多くなかった。「作りの部分でも相手のプレッシャーを感じてて、うまくテンポを出せずに進んでいった。いい守備も生まれなかったですし、レッズ的に言えばあまり良くなかったと思います」と控えめに振り返る矢島。
「(監督が)堀(孝史)さんになって、このシステム(4バック)になった序盤は、結構勢いで行けてた部分もあった」としつつも、「4-1-4-1のデメリットは、(興梠)慎三くん、青木(拓矢)くん、俺、(柏木)陽介くんのひし形の間のところのボランチの選手、誰が行くかというところ。あと、守備でハメに俺が出たところの後ろ、青木くんの脇のところ。そこをどう使わせないかが大事だと思う」とチームの戦術を分析する。
「(選手間の)意識のズレとかもあると思うし、試合中でも修正できないところがある。自分たちが意図した場面でハメた、みたいなシーンがなかったので、そこはちゃんとやらないと。そこからいい攻撃につながると思うので。自分たちの意識の統一とか、そういうところ次第」と課題を挙げた。
浦和の次戦は18日に行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦・上海上港戦となる。「チーム全体で戦っていくことになる。総力戦になると思う。スタメンとかサブとかに関わらず、一人ひとりが自分の力を出し切ることが大事になる。一体感みたいなのはやっぱり大事だと思うので」とチーム一丸で戦うことを宣言した。
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