サウサンプトンのDFビルヒル・ファン・ダイクは、夏に他のクラブへ移籍する可能性が高まっていた。本人もメディアの前で、退団を懇願したことを認めている。結果的に残留する運びとなったが、ファン・ダイクは移籍市場が再開するタイミングで、他のクラブへ移籍する道を模索しているようだ。
ファン・ダイクは『FOXスポーツ』の取材で次のような言葉を述べている。
「他のクラブへのステップアップは僕が望んでいることだ。可能な限りセインツに迷惑をかけたくないが、プロフェッショナルとしてやはり後悔はしたくないんだ」
所属するサウサンプトンに配慮しつつも「シーズン途中でおそらく新たな道を選ぶことになるかもしれない。どうなるか見てみようじゃないか」と続け、冬の移籍市場での退団をほのめかした。
1991年生まれ、現在26歳のファン・ダイクはフローニンゲンで評価を高め、2013年からセルティックでプレー。サウサンプトンには2015年夏に加わり、今夏の移籍市場ではリヴァプールなどへのステップアップがうわさされていた。
サウサンプトン守備陣は吉田麻也のほか、ジャック・スティーヴンス、ウェスレイ・フートなどが奮闘している状態。ファン・ダイクは最近Bチームでのプレーを強いられるケースも増えていたが、もし冬に去ることが決まれば、吉田にとっても大きな痛手となりそうだ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171004-00000003-goal-socc