東京都国分寺市の同校で、日程の都合が付かなかった日本ハムと、指名しないことを公表した
広島を除く10球団と面談した。前日CS進出を逃した巨人は最多の5人態勢で訪問。
石井球団社長や鹿取GMも出席し、並々ならぬ熱意をうかがわせた。
希代のスラッガーに対し、その熱意の高さを表す面談となった。この日、清宮と面談した球団の中で、
球団社長が出席したのは巨人のみ。約30分の面談後、岡崎スカウト部長は指名への詳細こそ
明言しなかったが「巨人軍として高く評価していることをお伝えしました」と話した。
“初対面”で、その人間性も含めて改めてほれ込んだ。
「1メートルぐらいの距離で会うと、すごく雰囲気があるし、好青年だなと。聡明(そうめい)な
感じがします」。将来のメジャー挑戦などについての話はなかったといい、清宮からは
「施設のことを聞かれた」と説明した。
チームは前日に11年ぶりのBクラスが確定。野手は若手の台頭が乏しく、阿部や村田ら主力の
高齢化も進む。課題は明白。1位指名選手については、絞り込んでいる最中だが、
清宮のような長距離砲はチーム再生のためにも補強ポイントに合致する存在だ。
抜群の好印象を抱いて終えた初面談。岡崎スカウト部長は
「(伝えたいことは)伝わったと思います」とし、今後の面談の可能性については、
「希望があれば、説明するということはあります」と前向きな姿勢を示した。
誰もがほれ込む逸材。その“熱”の高さを、参加メンバーで伝えた。
デイリースポーツ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171003-00000012-dal-base
早実の清宮との面談へと向かう巨人の(右から)鹿取GM、石井球団社長、岡崎スカウト部長
