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2017/09/21(木) 18:45:11.33ID:CAP_USER9広島がなぜ強いのか。若手の育成がうまく、無名だった選手が1軍で活躍するというシステムが他球団よりも優れているから、という声をよく聞く。もちろん、それもそうだろう。さらに見逃せないのが、育成システムの成功によって「世代交代」が成功したことが大きいとも言えるだろう。
40歳の新井や32歳の選手会長、小窪らベテランとされる選手の出番が減り、2年目内野手・西川や右腕・岡田、3年目右腕の薮田らが台頭。完全に独り立ちした。薮田はチームトップの14勝(3敗)、岡田も12勝(5敗)。昨季限りで引退した黒田が抜けた穴を完全に埋めた。
スポーツの世界では「世代交代」が成功するか否かでチームが成長するか、衰退するかが決まるという。サッカーも同じだ。日本代表でも「世代交代」がキーワードになった。
8月31日。日本代表は埼玉スタジアムで豪州と激突した。2018年ロシアW杯アジア最終予選。日本は勝てばW杯出場が決まる大一番だ。だが、これまで日本は豪州にW杯予選で勝利したことがない。勝って決めることは難しい…。そんな見立てが大勢を占めた。 ところが、日本はMF井手口陽介(21)=G大阪、FW浅野拓磨(22)=シュツットガルト=のゴールで2−0の勝利。W杯出場を決めたのだ。この試合、日本代表の象徴的な存在だったFW本田圭佑(31)=パチューカ、主力メンバーだったMF香川真司(28)=ドルトムント=の2人はベンチ入りしたが出番はなし。コンディションが万全ではなかったことはあっただろう。ただ彼ら2人が出場した試合で、豪州に勝ったことがなかったことも事実だ。
日本代表にも「世代交代」の波が押し寄せているのか。さらに「本田不要論」まで飛び出している。本田本人は、このような厳しい声に「ありがとうございます。サウジアラビア戦でもまったくダメでした。何を言っても言い訳になるんで」とツイート。その上で「年が明けてからの半年間が何よりも重要で、いい感じで舞台は整っていると思います」と記した。今回の代表戦では自らのふがいなさを認めた上で、ロシアW杯出場への決意も語っている。
来年のロシアW杯が開幕する6月に32歳になる本田。まだ老け込む年ではないが、半面、本田を脅かす若手が成長してきたことも確かだろう。
「世代交代」の成功で黄金時代を築きそうな気配の広島。豪州戦で「世代交代」を感じさせたハリルジャパンもW杯本番でファンを喜ばせてほしい。
(宇賀神隆)
9/21(木) 15:00配信 サンスポ
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