フォーメーション図
日本代表は現地時間5日、ロシアW杯アジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦する。
8月31日のオーストラリア戦で2-0と勝利したハリルジャパンは、6大会連続となるW杯出場をすでに決めている。サウジアラビア戦は本大会出場をかけた試合にはならなくなったが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督がどのようなメンバーを送り出すか注目される。
なお、試合に向けた登録メンバーは試合開始の90分前まで変更可能のため、25名の招集メンバーをもとにスターティングメンバー案を選定している。
GKは中村航輔を推したい。所属する柏レイソルでスーパーセーブを連発し、国内最高峰のGKであることを証明している。反応スピードが良く、ポジショニングにも安定感がある。東口順昭も実力者だが、若手守護神が国際舞台でどれだけ戦えるか気になるところだ。
4バックもオーストラリア戦から変更し、左から槙野智章、昌子源、植田直通、酒井高徳といった面々に出場機会を与えてはどうか。植田と昌子は鹿島アントラーズでも共にプレーしており、意思疎通は問題ない。植田も安心して相手を潰しに行けるはずだ。
昌子にとっても大きなテストの場になるのではないか。吉田麻也が出場できない場合、最終ラインを統率する役目は昌子が担うべきで、そうしたタスクを全うできれば選手として一段上のステージに立つことができる。
中盤は井手口陽介と高萩洋次郎のダブルボランチ。オーストラリア戦で大活躍を見せた井手口には、あの試合で得た手応えをより確かなものにするためにも先発で活躍してもらいたい。
高萩洋次郎はオーストラリア、韓国を経て対人の強さも身につけたが、彼がいることでボールを円滑に動かすことができる。サウジアラビアの戦い方によるが、デュエルだけでなく能動的なプレーにも長ける高萩の特徴を発揮したい。
トップ下には柴崎岳を。2年前は球際でのひ弱さが見られたが、スペインに渡ってパワーアップした。単純な当たりの強さはもちろんだが、肉弾戦に持ち込まれないための賢さにより磨きがかかっている。また、オランダで一皮むけた小林祐希を起用する手もあるだろう。
前線は中央に岡崎慎司、左に武藤嘉紀、右に久保裕也の3枚を推したい。いずれの選手にも悔しさを糧としてもらいたい。
岡崎が大迫の牙城を崩すには、ライバル以上のパフォーマンスを見せなければならない。得点はもちろん、前線での起点作り、守備での貢献も必須だ。例えばオーストラリア戦、大迫は体格に優れるオーストラリアの選手に囲まれながらも抜群のキープ力を見せた。W杯本番の舞台で大迫からポジションを奪うには、あの印象を上回るプレーが求められる。
武藤はオーストラリア戦でベンチ外の悔しさを味わった。同じリオ五輪世代の浅野拓磨がゴールを決めたことで、久保裕也にも期するものがあるはず。
本田圭佑のプレー時間が気になるところだが、出場すれば持ち味を発揮してくれるという信頼が指揮官にはあるはず。本田がいればゲームをコントロールでき、そうしたプレーが求められる展開であればピッチに立つだろう。だが、コンディションが回復しきっていなければ、日本はW杯出場を決めているのだから無理して出場する必要はない。
アジア最終予選ラストゲームは、テストの色が濃くなると思われる。それでも、ただの消化試合にはしたくない。出場した選手たちには自身の武器を示すとともに、チームの勝利に貢献する働きを期待したい。ロシアW杯へのサバイバルは、サウジアラビア戦から本格化する。
9/5(火) 7:01配信 フットボールチャンネル
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170905-00229725-footballc-socc
日本代表は現地時間5日、ロシアW杯アジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦する。
8月31日のオーストラリア戦で2-0と勝利したハリルジャパンは、6大会連続となるW杯出場をすでに決めている。サウジアラビア戦は本大会出場をかけた試合にはならなくなったが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督がどのようなメンバーを送り出すか注目される。
なお、試合に向けた登録メンバーは試合開始の90分前まで変更可能のため、25名の招集メンバーをもとにスターティングメンバー案を選定している。
GKは中村航輔を推したい。所属する柏レイソルでスーパーセーブを連発し、国内最高峰のGKであることを証明している。反応スピードが良く、ポジショニングにも安定感がある。東口順昭も実力者だが、若手守護神が国際舞台でどれだけ戦えるか気になるところだ。
4バックもオーストラリア戦から変更し、左から槙野智章、昌子源、植田直通、酒井高徳といった面々に出場機会を与えてはどうか。植田と昌子は鹿島アントラーズでも共にプレーしており、意思疎通は問題ない。植田も安心して相手を潰しに行けるはずだ。
昌子にとっても大きなテストの場になるのではないか。吉田麻也が出場できない場合、最終ラインを統率する役目は昌子が担うべきで、そうしたタスクを全うできれば選手として一段上のステージに立つことができる。
中盤は井手口陽介と高萩洋次郎のダブルボランチ。オーストラリア戦で大活躍を見せた井手口には、あの試合で得た手応えをより確かなものにするためにも先発で活躍してもらいたい。
高萩洋次郎はオーストラリア、韓国を経て対人の強さも身につけたが、彼がいることでボールを円滑に動かすことができる。サウジアラビアの戦い方によるが、デュエルだけでなく能動的なプレーにも長ける高萩の特徴を発揮したい。
トップ下には柴崎岳を。2年前は球際でのひ弱さが見られたが、スペインに渡ってパワーアップした。単純な当たりの強さはもちろんだが、肉弾戦に持ち込まれないための賢さにより磨きがかかっている。また、オランダで一皮むけた小林祐希を起用する手もあるだろう。
前線は中央に岡崎慎司、左に武藤嘉紀、右に久保裕也の3枚を推したい。いずれの選手にも悔しさを糧としてもらいたい。
岡崎が大迫の牙城を崩すには、ライバル以上のパフォーマンスを見せなければならない。得点はもちろん、前線での起点作り、守備での貢献も必須だ。例えばオーストラリア戦、大迫は体格に優れるオーストラリアの選手に囲まれながらも抜群のキープ力を見せた。W杯本番の舞台で大迫からポジションを奪うには、あの印象を上回るプレーが求められる。
武藤はオーストラリア戦でベンチ外の悔しさを味わった。同じリオ五輪世代の浅野拓磨がゴールを決めたことで、久保裕也にも期するものがあるはず。
本田圭佑のプレー時間が気になるところだが、出場すれば持ち味を発揮してくれるという信頼が指揮官にはあるはず。本田がいればゲームをコントロールでき、そうしたプレーが求められる展開であればピッチに立つだろう。だが、コンディションが回復しきっていなければ、日本はW杯出場を決めているのだから無理して出場する必要はない。
アジア最終予選ラストゲームは、テストの色が濃くなると思われる。それでも、ただの消化試合にはしたくない。出場した選手たちには自身の武器を示すとともに、チームの勝利に貢献する働きを期待したい。ロシアW杯へのサバイバルは、サウジアラビア戦から本格化する。
9/5(火) 7:01配信 フットボールチャンネル
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170905-00229725-footballc-socc