芸能人の薬物報道はあとを絶たず、続々と新たな逮捕者が出ている。また近年、薬物問題で世間を騒がした人たちは、その後にどのような道を進むことになったのだろうか。
まず記憶に新しいのが6月に逮捕され、覚せい剤取締法違反罪(使用)で起訴された橋爪遼被告だ。
連続ドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)に出演するなど着実に実力をつけてきた若手俳優だった。
「ベテラン俳優の橋爪功の息子ということで大きく報道されました。この報道で初めて息子を知ったという人も多かったことでしょう。
この事件を受けて、父親の功氏も芸能活動を自粛することになりました。未成年ならともかく、功は30歳です。
とんだとばっちりを受けてしまいました」(週刊誌記者)
10月20日に東京地裁で初公判が決定している。
また、5月には元『KAT-TUN』の田中聖が大麻取締法違反(所持)で逮捕された。2
013年にジャニーズ事務所から素行不良で専属契約を解除されているが、それ以前から薬物の使用が疑われていた“グレーなアイドル”だった。
「今回は大麻所持の現行犯逮捕で、家宅捜査でもそれ以上のものは出てこなかったため不起訴処分となりました。
警視庁は大麻以上で検挙しようと徹底マークしているそうです」(同・記者)
大麻といえば、医療大麻の解禁を訴えて参議院議員選挙に出馬した経験もある、女優の高樹沙耶が思い浮かぶ。
彼女の公約に対し「医療用の大麻など存在しない」、「代替薬あるいはそれ以上にいい薬があるのが現状」など、行政や医師らは猛反発をし、結果も落選となった。
その後、沖縄県の石垣島の自宅に大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反(所持)の罪に問われ、
那覇地裁は4月に懲役1年執行猶予3年の判決を言い渡した。判決後「第一線から退かせていただきます」と話し、表舞台から身を引いている。
酒井法子とASKAは…
これまでも数多くの芸能人が薬物の毒牙にかかり消えていった。
なかでも、覚せい剤取締法で逮捕され、大きく世間を騒がせたふたりは現在、どうなっているのだろうか。
アイドルとしてかつて一世を風靡した酒井法子は今年に入り、自身の誕生日にファンミーティングを開催したり、お笑い芸人主催のフェスに参加するなどしている。
「日給300万円ともいわれたパチンコの営業は、イメージを気にしているためか現在はやっていないようです。いまはディナーショーにシフトしているそうです」(同・記者)
一方、ミュージシャンのASKAは自身のブログで7月に妻と離婚したことを報告。保釈後には薬物依存の治療を受けていた病院に献身的に通い、30年も寄り添った妻との離婚はファンならずとも衝撃を与えた。
現在はブログを中心に情報を発信し続け、10月にはニューアルバムを発売する予定だ。ミュージシャンとしての真価が問われることになる。
薬物と芸能界は根が深いものとなっている。一度手を染めると縁を切ることは非常に困難といえる。また芸能界からもそう簡単に一掃できるようなものではないようだ。
http://dailynewsonline.jp/article/1344839/
2017.08.15 10:30 まいじつ
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酒井法子 碧いうさぎ