阪神5―6DeNA(26日・甲子園)
ラッキーセブンに沸く甲子園が一瞬にしてため息に変わった。7回に2点を返して1点差に迫った。だが、2死一、二塁で高山が加賀のスライダーに空振り三振。反撃ムードはついえ、4月26日以来の3位に転落した。
若虎は無言でクラブハウスに消えたが、金本監督が苦言を呈した。「ずっとタイミングが合っていない。修正法とかを見いださないと、先に進めない」。西岡に休養を与えるために高山を「1番・中堅」で起用したが、完全にブレーキとなった。昨季新人王が後半戦は13打数1安打8三振と絶不調だ。
8回1死三塁では中堅・中谷と左翼・大山が柴田のフライをお見合いした(記録は適時二塁打)。指揮官は「ルーキーで素人を守らせている僕の責任。怖がっていたらいつまでも選手を使えない」と内野手登録の大山を責めることはなかったが、首位・広島とは今季最大の11ゲーム差に広がり、あす28日にも自力Vが消滅する。(表 洋介)
スポーツ報知2017年7月27日08時00分
https://news.infoseek.co.jp/article/20170727hochi055/
写真