体操の世界選手権(10月・モントリオール)男子代表の内村航平(リンガーハット)白井健三(日体大)と代表候補選手が26日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を公開し、内村は「刺激をもらえている。質の高い練習ができている」と充実した表情で語った。
プロに転向した内村は普段は一人で練習するが、この日は鉄棒ではスペシャリストの宮地秀享(茗渓ク)とも意見を交わしながら離れ技に取り組んだ。個人総合7連覇が懸かる世界選手権に向けては新しい器具への対応を課題に挙げた。
個人総合で初代表となった白井は精力的に体を動かし「自分がこういった合宿を引っ張れる力があるのを感じている。(代表の中で)立ち位置は変化している」と自覚を口にした。
今年の世界選手権は個人総合、種目別のみが行われ、男子代表は最大6人。内村と白井以外の種目別に出場するメンバーは8人の候補選手から9月に決める。
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