http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170715/k10011059871000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004
戦時中に戦意高揚を目的に作られたため、戦後は演じる人がいなかった落語を林家三平さんが復活させ、14日夜、千葉県銚子市で披露しました。
この落語=「出征祝」は、戦時中、国民の戦意高揚を目的に作られ、名人と呼ばれた七代目林家正蔵が演じましたが、戦後は演じる人がなく “幻の落語”となっていました。
実の孫に当たる林家三平さんが、落語を通じて平和の尊さを伝えたいと去年復活させ、14日夜、銚子市のホールで披露しました。
銚子市では、三平さんの父親で「昭和の爆笑王」と言われた先代の林家三平が本土決戦に備えて訓練を受けていたこともあるということで、三平さんは若旦那に召集令状が来たことをきっかけにして展開していく落語を豊かな表現で演じていました。
地元に住む71歳の女性は「大変な時代だったということを改めて考えさせられました」と話していました。
三平さんは「祖父は父のことを思いながらこの落語を演じていたと思います。孫の私はこれからも噺家として戦争の悲惨さを伝えていきたい」と話していました。
7月15日 6時20分
戦時中に戦意高揚を目的に作られたため、戦後は演じる人がいなかった落語を林家三平さんが復活させ、14日夜、千葉県銚子市で披露しました。
この落語=「出征祝」は、戦時中、国民の戦意高揚を目的に作られ、名人と呼ばれた七代目林家正蔵が演じましたが、戦後は演じる人がなく “幻の落語”となっていました。
実の孫に当たる林家三平さんが、落語を通じて平和の尊さを伝えたいと去年復活させ、14日夜、銚子市のホールで披露しました。
銚子市では、三平さんの父親で「昭和の爆笑王」と言われた先代の林家三平が本土決戦に備えて訓練を受けていたこともあるということで、三平さんは若旦那に召集令状が来たことをきっかけにして展開していく落語を豊かな表現で演じていました。
地元に住む71歳の女性は「大変な時代だったということを改めて考えさせられました」と話していました。
三平さんは「祖父は父のことを思いながらこの落語を演じていたと思います。孫の私はこれからも噺家として戦争の悲惨さを伝えていきたい」と話していました。
7月15日 6時20分