日本代表が9月5日に敵地で戦うロシアW杯アジア最終予選、最終節のサウジアラビア戦の開始時間が、現地の午後8時30分(日本時間午前2時30分)か同9時(同3時)で調整中であることが5日、サウジ関係者の話で分かった。
開催地日中の最高気温が40度を超えるジッダは、夜は30度近くに下がるため“灼熱(しゃくねつ)地獄”を避けられそう。同日、オーストラリアが本拠地で行うタイ戦は、時差の関係で日本戦より早いキックオフが予想され、ハリル・ジャパンはライバルの結果を受け、試合に臨める見込みだ。
日本は8月31日の最終予選オーストラリア戦(埼玉)に勝てば、6大会連続のW杯出場が決定。引き分け以下なら、可否はサウジ戦に持ち越しとなる。試合開始時間について、サウジ連盟関係者は「こちらの午後8時30分か9時ぐらいになると思う」と最終調整中だと明かした。
予選B組は2節を残して首位の日本以下、サウジ、オーストラリアがW杯切符を争っている。次節の結果次第で、3チームが可能性を残しての最終節突入も想定される。同時刻でのキックオフが理想だが、ジッダでの開始時刻はオーストラリア時間の深夜から明け方になる。試合実施は現実的ではなく、サウジ―日本戦の前の開催が見込まれる。
ライバルの結果を受けての試合は、重圧がかかる一方で「勝つしかない」という割り切りや「引き分け以下でも通過」など状況に応じた試合運びができる。日本にとっては有利な流れだが、勝負を最終節に持ち込まないことが最優先だ。
スポーツ報知 7/6(木) 6:04配信
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