フリーアナウンサーの徳光和夫アナ(76)が24日放送のニッポン放送「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」(土曜・前5時)で、
今月17日のAKB48「選抜総選挙」でNMB48の須藤凜々花(20)が結婚宣言した舞台裏を明かした。
総選挙の司会を務めた徳光アナ。今回の総選挙は、前日の16日に悪天候のため当初予定していた観客を入れたイベントの中止が決定。
開票は会場近くの室内施設にメンバーだけが集まり、9回目で初めて無観客で開催された。徳光アナは「無観客選挙っていうのは体験するとは思ってもみなかった」と困惑したことを明かした。
徳光アナによると、開催予定だった屋外施設には「2億円ぐらいかけた」というが、悪天候が予想され「一番怖かったのが雷。もし雷が落ちたら大変」との判断でイベントは中止になったという。
代わりに開催となった屋内施設は公民館で、ここは「昔からの公民館で変な話しでありますが、お手洗いはウォシュレットが付いていない」と振り返った。
44位から20位に飛躍した須藤の問題となったインタビューでは、「どこかで声が弱々しいんですよ。本来、思いっきり喜んでいい順位なのに。
それが伝わってこない」と異変を感じたという。耳につけたイヤホンからは、番組ディレクターから「徳光さん、次の子に行ってください」と須藤の声が元気がないのでインタビューを切り上げるよう指示があったという。
しかし、徳光アナは、須藤が「何か言いたそう」と感じ、「彼女の目を見ていましたら、今にも泣き出しそうな表情になりましたんで、
ディレクターの指示を無視いたしまして、まだ何か言いたいことあるの?」とマイクを向けて質問をしたという。
すると「はい」と返事をした須藤。「言ってみようか」と向けたがそれでも、もじもじして言い出せなかった。
ディレクターからは「次行きましょう」と何度も怒りながら指示が。それでも徳光アナは、あえて執拗にマイクを向けると、あの結婚宣言が飛び出したという。
すると、ディレクターは「徳光さん続けてください。引っ張ってください。引き出してください」と興奮気味の指示。
結婚宣言の裏側に徳光アナのディレクターの指示を無視したアドリブがあったことになるが、ハプニングを振り返って
「無観客選挙である意味、良かったと思う。もし2万人近いお客さんがいたら、殺気だっていたかもしれない」と明かしていた。
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6/24(土) 9:07配信 スポーツ報知
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