パリ・サンジェルマン(パリSG)が、キリアン・ムバッペ獲得に向け、モナコに1億3500万ユーロ(約168億円)のオファーを提示したことが分かった。
ムバッペは昨シーズン、44試合で26ゴールを挙げるセンセーショナルな活躍を見せ、モナコの17年ぶりのリーグ・アン制覇とチャンピオンズリーグベスト4進出に大きく貢献。この活躍を受け、アーセナルやレアル・マドリーをはじめ多くのビッククラブが同選手の獲得に関心を寄せている。
当初、18歳のフランス代表FWの獲得に興味を持っていなかったパリSGだが、今月初めにアンテロ・エンリケ氏がスポーツディレクターに就任したことで一転。クラブの補強方針は大幅に変わり、ムバッペの移籍を実現するために同選手の父親と2度面会するなど、積極的な動きを見せている。さらに、パリ生まれのムバッペも地元のクラブをレアル・マドリー移籍の足がかりにしたいと考えているようだ。
しかし、すでにベルナルド・シウバをマンチェスター・シティに放出したモナコは、財政面に余裕があり、あと2年の契約を残すムバッペを早急に売却する必要はない。また今後も18歳のストライカーをチームに引き留めるために契約延長の準備を進め、大幅な昇給オファーを送ったとされている。
ムバッペの去就は依然として不透明なものの、休暇明けに全ての結論を出すとされている。
GOAL 6/23(金) 6:50配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170623-00000029-goal-socc