◆リーグ・アン リール0―2メツ(6日、リール)
メツの日本代表GK川島永嗣はアウェーのリール戦に2試合連続でフル出場し、2―0の無失点勝利に貢献した。チームは2試合を残して18位に勝ち点9差をつけ1部残留を決めた。
川島に聞く
―今日の勝利で残留が決まった。川島選手もミスのない堅実な守りだった
「そうですね。今日はなにがなんでも結果を取りにいくゲームでしたし、自分たちとしては守備を固めてチャンスをうかがいながら90分行こう、という話はしていました。自分たちがやりたいゲームができたし、今日は残留を決められてよかったです」
―この2試合で続けて先発出場。監督に言われて?
「代表から帰ってきた頃はチャンスはないかな、と思っていました。(先発の)キーパーを替えること自体チームにとって大きなことですし。監督に、今(1部に)残れるかどうかという状況の中で自分の経験が必要だ、と言われた。この2試合は、(前節に2―1で勝ったナンシーとの)ダービーもそうですし、今日も残留を決める大事なゲームで結果を出すことができてほっとしています」
―地元記者は、シーズン終盤のプレッシャーがかかる時期、正GKのディディヨンが失点が続いて自信をなくしていた(34節のロリアン戦で5失点)ため、経験豊富なキーパーをゴールに据えてディフェンダーを安心させたい、という思惑が監督にあったのではと話していた。
「やれることをやるしかないと考えていました。リーグ1というレベルの中でキーパーとして自分はできる、という確信を日々つかみながらやってきた。(試合に)出たときは、チームメイトに声をかけることもそうですし、ゲームの要所要所で自分が果たさないといけない仕事に集中しないといけないな、ということは考えていました」
―ゴールキーパーを交代させることはあまりないこともあり、試合に出られない日々が続いたが、フラストレーションを感じたり、他のクラブにいこうかと考えたりは?
「12月の時点では考えましたし、自分はやれるという自信があってここにきたけれど、なかなか試合にも出られず…。でもチームの状況などを見て、チャンスがあるんじゃないのかな、というのもそのときに感じたので、逆に残ってよかったですね(笑)」
―来季については?
「契約は2年であと1年あるので、浪人になることはないと思いますけど(笑)。今こういう形で試合に出ることができて、自分はこのレベルでやりたいし、今の時点で(公式戦)出場が4試合ですけど、今のこの環境が自分を良くしてくれる、というのは感じている。自分としては挑戦は続けていきたいと思っています」
―試合に出られない間はやれることをやっていた、と言っていたが具体的には?
「この年でリザーブチームに行くのも気持ちの良いものではないですけど、与えられた環境の中でアピールしていくしかない。それこそリザーブにいけば18歳、19歳の選手と一緒にやらないといけない。でもその中でも自分が目指しているものは変わらないので、ブレずにやっていきたい、という気持ちで取り組んでいました」
―フランス語ができるのは大きい?
「幸運なことに(ベルギーの)Sリエージュで3年間やらせてもらっていたので、直接コミュニケーションをとれるのは大きい。言葉が話せるのは大きいですね。(ピッチ上の指示では)ポジショニングとか、ラインの上げ下げとかですね」
―GKは味方に声をかけるポジションなので言語は重要
「フィールドプレーヤーは感覚でやれる部分もありますけど、キーパーは直接やりとりしないといけないし、チームの戦術や監督がどんなことを考えているのか、ということもニュアンスも含めて理解しないといけない」
―リールは代表のハリル監督の古巣。監督の古巣を破った気分は?
「そうですね。監督が(こちらに)いれば家が近かったかな? と思ってました。意外とゲントが近かったので、きのう久保に連絡して『近くにいるよ!』と」
―メスはドイツも近いですよね?
「デュッセルドルフやフランクフルトに行って選手に会ったりしてますね」
―マルセイユは?
「(酒井)宏樹とも話してるんですけど、マルセイユの試合が日曜とか金曜なのでタイミングが合わなくて(笑)」
スポーツ報知 5/7(日) 18:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170507-00000169-sph-socc
メツの日本代表GK川島永嗣はアウェーのリール戦に2試合連続でフル出場し、2―0の無失点勝利に貢献した。チームは2試合を残して18位に勝ち点9差をつけ1部残留を決めた。
川島に聞く
―今日の勝利で残留が決まった。川島選手もミスのない堅実な守りだった
「そうですね。今日はなにがなんでも結果を取りにいくゲームでしたし、自分たちとしては守備を固めてチャンスをうかがいながら90分行こう、という話はしていました。自分たちがやりたいゲームができたし、今日は残留を決められてよかったです」
―この2試合で続けて先発出場。監督に言われて?
「代表から帰ってきた頃はチャンスはないかな、と思っていました。(先発の)キーパーを替えること自体チームにとって大きなことですし。監督に、今(1部に)残れるかどうかという状況の中で自分の経験が必要だ、と言われた。この2試合は、(前節に2―1で勝ったナンシーとの)ダービーもそうですし、今日も残留を決める大事なゲームで結果を出すことができてほっとしています」
―地元記者は、シーズン終盤のプレッシャーがかかる時期、正GKのディディヨンが失点が続いて自信をなくしていた(34節のロリアン戦で5失点)ため、経験豊富なキーパーをゴールに据えてディフェンダーを安心させたい、という思惑が監督にあったのではと話していた。
「やれることをやるしかないと考えていました。リーグ1というレベルの中でキーパーとして自分はできる、という確信を日々つかみながらやってきた。(試合に)出たときは、チームメイトに声をかけることもそうですし、ゲームの要所要所で自分が果たさないといけない仕事に集中しないといけないな、ということは考えていました」
―ゴールキーパーを交代させることはあまりないこともあり、試合に出られない日々が続いたが、フラストレーションを感じたり、他のクラブにいこうかと考えたりは?
「12月の時点では考えましたし、自分はやれるという自信があってここにきたけれど、なかなか試合にも出られず…。でもチームの状況などを見て、チャンスがあるんじゃないのかな、というのもそのときに感じたので、逆に残ってよかったですね(笑)」
―来季については?
「契約は2年であと1年あるので、浪人になることはないと思いますけど(笑)。今こういう形で試合に出ることができて、自分はこのレベルでやりたいし、今の時点で(公式戦)出場が4試合ですけど、今のこの環境が自分を良くしてくれる、というのは感じている。自分としては挑戦は続けていきたいと思っています」
―試合に出られない間はやれることをやっていた、と言っていたが具体的には?
「この年でリザーブチームに行くのも気持ちの良いものではないですけど、与えられた環境の中でアピールしていくしかない。それこそリザーブにいけば18歳、19歳の選手と一緒にやらないといけない。でもその中でも自分が目指しているものは変わらないので、ブレずにやっていきたい、という気持ちで取り組んでいました」
―フランス語ができるのは大きい?
「幸運なことに(ベルギーの)Sリエージュで3年間やらせてもらっていたので、直接コミュニケーションをとれるのは大きい。言葉が話せるのは大きいですね。(ピッチ上の指示では)ポジショニングとか、ラインの上げ下げとかですね」
―GKは味方に声をかけるポジションなので言語は重要
「フィールドプレーヤーは感覚でやれる部分もありますけど、キーパーは直接やりとりしないといけないし、チームの戦術や監督がどんなことを考えているのか、ということもニュアンスも含めて理解しないといけない」
―リールは代表のハリル監督の古巣。監督の古巣を破った気分は?
「そうですね。監督が(こちらに)いれば家が近かったかな? と思ってました。意外とゲントが近かったので、きのう久保に連絡して『近くにいるよ!』と」
―メスはドイツも近いですよね?
「デュッセルドルフやフランクフルトに行って選手に会ったりしてますね」
―マルセイユは?
「(酒井)宏樹とも話してるんですけど、マルセイユの試合が日曜とか金曜なのでタイミングが合わなくて(笑)」
スポーツ報知 5/7(日) 18:29
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170507-00000169-sph-socc