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YG防衛軍 ★@無断転載は禁止
2017/01/01(日) 13:10:24.41 ID:CAP_USER9
2016年12月29日に第96回天皇杯の準決勝の2試合が行われ、2017年元日に大阪・市立吹田サッカースタジアムで行われる注目の決勝戦の対戦カードが決定した。
決勝戦は天皇杯決勝戦初出場の川崎フロンターレとこれまで天皇杯で4回の優勝を誇る鹿島アントラーズとの対戦となった。この対戦カードは2016年11月に行われたチャンピオンシップ(CS)準決勝と同じだ。その際には鹿島が川崎を1−0で下した。
川崎にとっては今回の天皇杯決勝はまさにリベンジともいえる戦いだ。川崎にとっては絶対に負けられない戦いであると同時に、初タイトル奪取となるかの極めて重要な試合となる。
一方、鹿島は多くが知るように金崎夢生選手のヘディングで川崎Fを下した後、CS決勝戦で浦和を下し優勝。その後クラブW杯でスペインの強豪レアル・マドリードと対戦し善戦した結果準優勝をするなど、その後の活躍ぶりは目覚ましい。2016年Jリーグセカンドステージで不調だった鹿島が再度浮上のきっかけをつかむことができた川崎FとのCS準決勝だったとすれば、この対戦カードへの熱量はさらに上がるというもの。
本当の天皇杯の注目ポイント
今回の天皇杯はCS準決勝でのリベンジを果たしたい川崎Fと、19冠という偉業を達成したい鹿島の戦いと素直に見ることもできよう。
しかし、今回の天皇杯の注目ポイントはそこだけではない。今回はスタイとスタイルとの戦いである。川崎は「ボールを持たせたくないサッカー」、一方鹿島は「ボールをとりたいサッカー」である。また同じことではあるが、川崎はポゼッションサッカーとも呼ばれ、鹿島はカウンターサッカーとも呼ばれることもある。くどいようだが、また別の言い方をすれば、川崎は自分たちの良さで勝つサッカー、鹿島は相手のミスで勝ち切るサッカーともいえる。
これまで日本のサッカーをけん引し席巻してきたのが鹿島や浦和、広島といったいわゆる「ボールをとりたいサッカー」のスタイルのチームである。2016年のCS前に鹿島の選手たちですらも「一発勝負では鹿島に分がある」と発言していたように、一発勝負のトーナメント方式では年間を通じての得失点差等は重要ではない。いかに試合ごとの失点を抑え相手からボールを奪い得点をし、僅差でもよいから勝利するスタイルが効果的というわけである。
サッカーは勝ち負けを決めるスポーツである。勝敗を前にいかなる哲学や戦略も平等である。最後は勝たねば何も語らせてもらえぬ現実はサッカーにはある。
しかし、川崎を率いたの風間八宏監督はそうしたここまで日本を牽引してきたサッカーに対してアンチテーゼを放り込んだ。それが「自分たちのボールを支配することで勝利するサッカー」である。
「日本サッカーはW杯など世界で勝ててない」という事実とともに「Jリーグはつまらない」など言われたりもする。Jリーグも1993年にスタートし既に四半世紀近くが経過している。時間とともに人に飽きられるということはどのようなものでもあるであろうが、その一方で歴史とともに積み上げていかなければならないものがある。
風間監督はそうした環境を踏まえつつ、日本のプロサッカーに勝敗だけではなく、サッカーの面白さとエンターテイメント性を再度強調しているのである。実際、川崎のホームグラウンドである等々力陸上競技場は「等々力劇場」と呼ばれ、劇的なサッカーを嗜好するサポーターが増え続けている。
風間監督は今回の天皇杯決勝戦を最後に川崎の監督を離れることになっている。今回の天皇杯決勝戦は風間サッカーの集大成ということもあるが、日本サッカーの方向性を決める可能性もある重要な試合というわけだ。
今回の天皇杯が今後の日本サッカーのスタイルを決める…といっても過言ではない
日本代表のサッカーにして万年繰り返される「決定力不足」というフレーズ。多くのサポーターも聞き飽きたフレーズであろう。そもそもの原因は対戦相手が格上のチームの場合日本代表の戦術が結果的に相手に合わせ(リスペクトし)がちになるということである。
ハリルホジッチ監督がどれだけ「タテに速いサッカー」を標榜していても対戦相手が格上の場合には簡単には前を向かせてもらえない。また、相手が格下でブロックを敷いた過度にディフェンシブになるような場合にはてこずる。欧州や南米の競合相手に勝ち切れないのは前者のケースであり、W杯のアジア予選レベルで時折苦戦するのは後者のケースだ。
決勝戦は天皇杯決勝戦初出場の川崎フロンターレとこれまで天皇杯で4回の優勝を誇る鹿島アントラーズとの対戦となった。この対戦カードは2016年11月に行われたチャンピオンシップ(CS)準決勝と同じだ。その際には鹿島が川崎を1−0で下した。
川崎にとっては今回の天皇杯決勝はまさにリベンジともいえる戦いだ。川崎にとっては絶対に負けられない戦いであると同時に、初タイトル奪取となるかの極めて重要な試合となる。
一方、鹿島は多くが知るように金崎夢生選手のヘディングで川崎Fを下した後、CS決勝戦で浦和を下し優勝。その後クラブW杯でスペインの強豪レアル・マドリードと対戦し善戦した結果準優勝をするなど、その後の活躍ぶりは目覚ましい。2016年Jリーグセカンドステージで不調だった鹿島が再度浮上のきっかけをつかむことができた川崎FとのCS準決勝だったとすれば、この対戦カードへの熱量はさらに上がるというもの。
本当の天皇杯の注目ポイント
今回の天皇杯はCS準決勝でのリベンジを果たしたい川崎Fと、19冠という偉業を達成したい鹿島の戦いと素直に見ることもできよう。
しかし、今回の天皇杯の注目ポイントはそこだけではない。今回はスタイとスタイルとの戦いである。川崎は「ボールを持たせたくないサッカー」、一方鹿島は「ボールをとりたいサッカー」である。また同じことではあるが、川崎はポゼッションサッカーとも呼ばれ、鹿島はカウンターサッカーとも呼ばれることもある。くどいようだが、また別の言い方をすれば、川崎は自分たちの良さで勝つサッカー、鹿島は相手のミスで勝ち切るサッカーともいえる。
これまで日本のサッカーをけん引し席巻してきたのが鹿島や浦和、広島といったいわゆる「ボールをとりたいサッカー」のスタイルのチームである。2016年のCS前に鹿島の選手たちですらも「一発勝負では鹿島に分がある」と発言していたように、一発勝負のトーナメント方式では年間を通じての得失点差等は重要ではない。いかに試合ごとの失点を抑え相手からボールを奪い得点をし、僅差でもよいから勝利するスタイルが効果的というわけである。
サッカーは勝ち負けを決めるスポーツである。勝敗を前にいかなる哲学や戦略も平等である。最後は勝たねば何も語らせてもらえぬ現実はサッカーにはある。
しかし、川崎を率いたの風間八宏監督はそうしたここまで日本を牽引してきたサッカーに対してアンチテーゼを放り込んだ。それが「自分たちのボールを支配することで勝利するサッカー」である。
「日本サッカーはW杯など世界で勝ててない」という事実とともに「Jリーグはつまらない」など言われたりもする。Jリーグも1993年にスタートし既に四半世紀近くが経過している。時間とともに人に飽きられるということはどのようなものでもあるであろうが、その一方で歴史とともに積み上げていかなければならないものがある。
風間監督はそうした環境を踏まえつつ、日本のプロサッカーに勝敗だけではなく、サッカーの面白さとエンターテイメント性を再度強調しているのである。実際、川崎のホームグラウンドである等々力陸上競技場は「等々力劇場」と呼ばれ、劇的なサッカーを嗜好するサポーターが増え続けている。
風間監督は今回の天皇杯決勝戦を最後に川崎の監督を離れることになっている。今回の天皇杯決勝戦は風間サッカーの集大成ということもあるが、日本サッカーの方向性を決める可能性もある重要な試合というわけだ。
今回の天皇杯が今後の日本サッカーのスタイルを決める…といっても過言ではない
日本代表のサッカーにして万年繰り返される「決定力不足」というフレーズ。多くのサポーターも聞き飽きたフレーズであろう。そもそもの原因は対戦相手が格上のチームの場合日本代表の戦術が結果的に相手に合わせ(リスペクトし)がちになるということである。
ハリルホジッチ監督がどれだけ「タテに速いサッカー」を標榜していても対戦相手が格上の場合には簡単には前を向かせてもらえない。また、相手が格下でブロックを敷いた過度にディフェンシブになるような場合にはてこずる。欧州や南米の競合相手に勝ち切れないのは前者のケースであり、W杯のアジア予選レベルで時折苦戦するのは後者のケースだ。