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2016/09/06(火) 05:58:05.41 ID:CAP_USER9
◇W杯アジア最終予選 日本―タイ(2016年9月6日 バンコク)
日本代表は6日、18年W杯ロシア大会アジア最終予選第2戦で、タイ代表とアウェーで対戦する。負ければバヒド・ハリルホジッチ監督(64)の解任を求める声が高まるのは必至の情勢。まさに背水の陣だ。
前日会見では今までの強気な発言が影を潜め覇気を欠いた指揮官。日本と相性の悪いイラン人のモーセン氏が主審を務めることも判明し、大きなプレッシャーの中で自身の“大一番”に臨む。
タイ代表宿舎の最上階で行われた前日の公式会見。会場にはテレビカメラ29台が並び、200人を超える記者が詰めかけた。ポロシャツ、短パン姿で現れたハリルホジッチ監督は、絶対に負けられないというプレッシャーなのか、表情は終始こわばったまま。
「次の試合に向けて強い気持ちを持ってやる」。その言葉には、いつもの覇気と強気な姿勢はまるで感じられなかった。
初戦のUAE戦は微妙な判定もあり、まさかの逆転負け。タイ戦は気持ちを切り替えて戦うべきところだが、この日になっても「本当にたくさんの時間をかけて準備してきたが、我々の庭で(勝利を)盗まれてしまった」と嘆き節全開。
「私は負けると病気になる」と冗談交じりに話していた通り、いつもは熱弁を振るう会見で威勢は感じられなかった。
86年W杯以降、アジア最終予選初戦で敗れ、本大会に出場したチームはない。さらにカタール人審判団だったUAE戦に続き、タイ戦はイラン人審判団となり、再び“中東の笛”が待ち受ける。
しかも主審を務めるのは11年のアジア杯でGK川島に不可解なレッドカードを出したモーセン氏だ。3日夜には宿舎横の日本食レストランでスタッフも含めた決起集会を行い「選手を励ますことに努めた」と話した指揮官だが、自らが初戦の敗戦を引きずっている様子だった。
FIFAランキングは日本の49位に対し、タイは120位。対戦成績は敵地で2勝2分け1敗とほぼ五分ながら、合計では14勝4分け2敗と圧倒している。それでも指揮官は「相手は得意な攻撃を展開してくる」と予想した上で「ただ我々は守備をするだけのためにここに来たわけではない。攻撃も準備したい」とまるで苦戦を予想するかのような弱気発言。
UAE戦はシュート25本のうち、ペナルティーエリア内のシュートは16本を数え「うちはバルセロナではない。でも統計上はどの国にも劣らないほどチャンスをつくった。仕留めるところに問題がある」と自らに言い聞かせるように課題を口にした。
着席して行った会見中には、右手の指を何度も小刻みに動かすなど落ち着かない様子をのぞかせた。日本代表は3カ国以上で最終予選が行われるようになった90年イタリア大会予選以降、2連敗を喫したことはなく、タイ戦はまさに背水の陣だ。
6万人を超す観客が訪れ完全アウェーが予想される中、かつて「モスクワまで全部勝ちたい」と全勝でのW杯切符獲得を目標に掲げた「強気のハリル」は復活するのか。全てはタイ戦の結果次第だ。
スポニチアネックス 9月6日 5時2分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160905-00000143-spnannex-socc
日本代表は6日、18年W杯ロシア大会アジア最終予選第2戦で、タイ代表とアウェーで対戦する。負ければバヒド・ハリルホジッチ監督(64)の解任を求める声が高まるのは必至の情勢。まさに背水の陣だ。
前日会見では今までの強気な発言が影を潜め覇気を欠いた指揮官。日本と相性の悪いイラン人のモーセン氏が主審を務めることも判明し、大きなプレッシャーの中で自身の“大一番”に臨む。
タイ代表宿舎の最上階で行われた前日の公式会見。会場にはテレビカメラ29台が並び、200人を超える記者が詰めかけた。ポロシャツ、短パン姿で現れたハリルホジッチ監督は、絶対に負けられないというプレッシャーなのか、表情は終始こわばったまま。
「次の試合に向けて強い気持ちを持ってやる」。その言葉には、いつもの覇気と強気な姿勢はまるで感じられなかった。
初戦のUAE戦は微妙な判定もあり、まさかの逆転負け。タイ戦は気持ちを切り替えて戦うべきところだが、この日になっても「本当にたくさんの時間をかけて準備してきたが、我々の庭で(勝利を)盗まれてしまった」と嘆き節全開。
「私は負けると病気になる」と冗談交じりに話していた通り、いつもは熱弁を振るう会見で威勢は感じられなかった。
86年W杯以降、アジア最終予選初戦で敗れ、本大会に出場したチームはない。さらにカタール人審判団だったUAE戦に続き、タイ戦はイラン人審判団となり、再び“中東の笛”が待ち受ける。
しかも主審を務めるのは11年のアジア杯でGK川島に不可解なレッドカードを出したモーセン氏だ。3日夜には宿舎横の日本食レストランでスタッフも含めた決起集会を行い「選手を励ますことに努めた」と話した指揮官だが、自らが初戦の敗戦を引きずっている様子だった。
FIFAランキングは日本の49位に対し、タイは120位。対戦成績は敵地で2勝2分け1敗とほぼ五分ながら、合計では14勝4分け2敗と圧倒している。それでも指揮官は「相手は得意な攻撃を展開してくる」と予想した上で「ただ我々は守備をするだけのためにここに来たわけではない。攻撃も準備したい」とまるで苦戦を予想するかのような弱気発言。
UAE戦はシュート25本のうち、ペナルティーエリア内のシュートは16本を数え「うちはバルセロナではない。でも統計上はどの国にも劣らないほどチャンスをつくった。仕留めるところに問題がある」と自らに言い聞かせるように課題を口にした。
着席して行った会見中には、右手の指を何度も小刻みに動かすなど落ち着かない様子をのぞかせた。日本代表は3カ国以上で最終予選が行われるようになった90年イタリア大会予選以降、2連敗を喫したことはなく、タイ戦はまさに背水の陣だ。
6万人を超す観客が訪れ完全アウェーが予想される中、かつて「モスクワまで全部勝ちたい」と全勝でのW杯切符獲得を目標に掲げた「強気のハリル」は復活するのか。全てはタイ戦の結果次第だ。
スポニチアネックス 9月6日 5時2分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160905-00000143-spnannex-socc