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砂漠のマスカレード ★@無断転載は禁止
2016/05/31(火) 08:28:00.65 ID:CAP_USER9
交流戦開幕となる31日のオリックス戦(京セラD)で今季初昇格する、巨人・阿部慎之助捕手(37)が30日、貧打解消の救世主に名乗りを上げた。
不安を抱えていた右肩が癒え、DHでの先発出場が濃厚。
チームは29日の阪神戦(東京D)で連敗を7で止めたが12球団ワーストの打率2割4分と、依然得点力不足は深刻だ。
「やるしかない。打つ」と阿部は決意表明。これまでも1軍復帰即、結果を残してきた“病み上がりの鬼”が打線の起爆剤となる。
決意に満ちた表情だった。大阪への新幹線を待つ東京駅のホーム。2か月遅れの“開幕”を控えた阿部は、みなぎる闘志を言葉に乗せた。
「できるかどうかとか、不安があるとかないとか、そんなこと言ってもどうしようもない。やるしかないんだから。打つ」。
右肩の不安から開幕を2軍で迎え、戦列を離れた日々が脳裏をよぎった。出遅れ、迷惑をかけた分、勝利に貢献したい。その一心だった。
停滞した打線に火をつけるのは、この男しかいない。オーダーに関しては、阿部の動きを実際に1軍首脳陣がチェックした上で、
左足首の張りを訴えているクルーズの状態なども見極めながら当日に最終決定するが、
指名打者での先発が有力視される。打順は中軸の5番に置くことも含め、慎重に検討されるもようだ。
チームは29日の阪神戦(東京D)で接戦を制して8連敗を免れたが、打率(2割4分)、得点(157)はいずれも12球団ワースト。
「昔、10連敗した後に2回勝ってまた9連敗したこともあるからね。その経験も踏まえて頑張るよ」。
その苦い過去は10年前、06年の6月。二の舞いはしたくない。阿部が己のバットで連勝街道を切り開く。
28、29日のイースタン・西武戦(島田、掛川)では2戦で3発9打点。どちらもDHで先発出場し、終盤3イニングでマスクをかぶって固め打ちした。
もともと、病み上がりにはめっぽう強い。象徴的だったのが12年、日本ハムとの日本シリーズ。
右膝裏の違和感で第4、5戦を欠場したが、第6戦で復帰すると、チームを日本一に導く決勝打を放った。
最近でも、左太もも裏の肉離れから復帰し2戦目となった昨年5月14日の広島戦(東京D)でマルチ安打をマークするなど、
“病み上がりの鬼”は健在だった。「心の準備はしてきた」と、今回も復活を証明する一打を放つつもりだ。
休養日のこの日は、G球場で荷物整理などをすませてから大阪入り。「ずっと朝早い生活だったから、早く起きちゃいそう。
ナイターの時間に体がついていくか…」とつぶやいたが、百戦錬磨のベテランなら問題ないだろう。
チーム、ファン、何より自分自身が待ち望んだ1軍の舞台。阿部の快音とともに、巨人が交流戦の戦いの火蓋を切る。(中村 大悟)
◆阿部の主な故障明け活躍
▽08年11月5日 西武との日本シリーズ第4戦(西武D)で右肩関節挫傷から1か月ぶりに復帰。「6番・指名打者」で3打数1安打、翌5戦目で涌井から本塁打。
▽10年8月20日 阪神戦(東京D)で右ふくらはぎの打撲から6戦ぶりに復帰。福原から本塁打を放ち、翌21日にも2試合連続本塁打を放った。
▽11年5月17日 開幕直前に右ふくらはぎを肉離れして2軍スタート。交流戦開幕戦の楽天戦(Kスタ)で復帰し、翌18日に2本塁打した。
▽12年11月3日 右膝裏の違和感を訴えて日本ハムとの日本シリーズ第4、5戦(札幌D)を欠場。第6戦(東京D)で復帰すると、
同点の7回2死二塁で石井から決勝の中前打を放ち、チームを日本一に導いた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160530-00000295-sph-base
スポーツ報知 5月31日(火)7時9分配信
不安を抱えていた右肩が癒え、DHでの先発出場が濃厚。
チームは29日の阪神戦(東京D)で連敗を7で止めたが12球団ワーストの打率2割4分と、依然得点力不足は深刻だ。
「やるしかない。打つ」と阿部は決意表明。これまでも1軍復帰即、結果を残してきた“病み上がりの鬼”が打線の起爆剤となる。
決意に満ちた表情だった。大阪への新幹線を待つ東京駅のホーム。2か月遅れの“開幕”を控えた阿部は、みなぎる闘志を言葉に乗せた。
「できるかどうかとか、不安があるとかないとか、そんなこと言ってもどうしようもない。やるしかないんだから。打つ」。
右肩の不安から開幕を2軍で迎え、戦列を離れた日々が脳裏をよぎった。出遅れ、迷惑をかけた分、勝利に貢献したい。その一心だった。
停滞した打線に火をつけるのは、この男しかいない。オーダーに関しては、阿部の動きを実際に1軍首脳陣がチェックした上で、
左足首の張りを訴えているクルーズの状態なども見極めながら当日に最終決定するが、
指名打者での先発が有力視される。打順は中軸の5番に置くことも含め、慎重に検討されるもようだ。
チームは29日の阪神戦(東京D)で接戦を制して8連敗を免れたが、打率(2割4分)、得点(157)はいずれも12球団ワースト。
「昔、10連敗した後に2回勝ってまた9連敗したこともあるからね。その経験も踏まえて頑張るよ」。
その苦い過去は10年前、06年の6月。二の舞いはしたくない。阿部が己のバットで連勝街道を切り開く。
28、29日のイースタン・西武戦(島田、掛川)では2戦で3発9打点。どちらもDHで先発出場し、終盤3イニングでマスクをかぶって固め打ちした。
もともと、病み上がりにはめっぽう強い。象徴的だったのが12年、日本ハムとの日本シリーズ。
右膝裏の違和感で第4、5戦を欠場したが、第6戦で復帰すると、チームを日本一に導く決勝打を放った。
最近でも、左太もも裏の肉離れから復帰し2戦目となった昨年5月14日の広島戦(東京D)でマルチ安打をマークするなど、
“病み上がりの鬼”は健在だった。「心の準備はしてきた」と、今回も復活を証明する一打を放つつもりだ。
休養日のこの日は、G球場で荷物整理などをすませてから大阪入り。「ずっと朝早い生活だったから、早く起きちゃいそう。
ナイターの時間に体がついていくか…」とつぶやいたが、百戦錬磨のベテランなら問題ないだろう。
チーム、ファン、何より自分自身が待ち望んだ1軍の舞台。阿部の快音とともに、巨人が交流戦の戦いの火蓋を切る。(中村 大悟)
◆阿部の主な故障明け活躍
▽08年11月5日 西武との日本シリーズ第4戦(西武D)で右肩関節挫傷から1か月ぶりに復帰。「6番・指名打者」で3打数1安打、翌5戦目で涌井から本塁打。
▽10年8月20日 阪神戦(東京D)で右ふくらはぎの打撲から6戦ぶりに復帰。福原から本塁打を放ち、翌21日にも2試合連続本塁打を放った。
▽11年5月17日 開幕直前に右ふくらはぎを肉離れして2軍スタート。交流戦開幕戦の楽天戦(Kスタ)で復帰し、翌18日に2本塁打した。
▽12年11月3日 右膝裏の違和感を訴えて日本ハムとの日本シリーズ第4、5戦(札幌D)を欠場。第6戦(東京D)で復帰すると、
同点の7回2死二塁で石井から決勝の中前打を放ち、チームを日本一に導いた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160530-00000295-sph-base
スポーツ報知 5月31日(火)7時9分配信