2020年3月11日 22時04分新型コロナウイルス
日用品メーカー大手のユニ・チャームは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で品薄となっているマスクを増産するため24時間稼働している香川県観音寺市の工場を報道陣に公開しました。
ユニ・チャームは、新型コロナウイルスの感染拡大によるマスク不足を解消しようと、ことし1月下旬から生産体制を強化してマスクを増産しています。
11日は香川県観音寺市の工場が報道陣に公開され、生産ラインの機械で10枚ずつ袋詰めにされたマスクを作業員が次々と箱に詰めていました。
会社によりますと、国内のマスクの工場ではふだんの3倍から4倍の従業員を確保して3交代制で24時間生産しています。
1週間当たりの生産量をふだんの2倍に当たるおよそ2500万枚に増やしていますが、取引先からの注文が相次ぎ生産が追いつかない状態だということです。
ユニ・チャーム広報IR室の渡邊仁志さんは「ウイルスの感染拡大ができるだけ早く沈静化することを願いながら、1人でも多くの人たちにマスクを届けられるよう、毎日フル生産で対応している。マスクを使うときは正しい付け方を確認して、感染防止に役立ててほしい」と話していました。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200311/k10012326051000.html