2019/8/25 21:30
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熊本県山都町の火伏[ひぶせ]地蔵祭が24、25日、馬見原商店街一帯であった。
25日はあいにくの雨の中、真っ白なふんどし姿の若者たちが地蔵を載せたみこしを担ぎ、堂々と練り歩いた。
祭りは1563年、相次いだ火災を鎮めようと、近くの寺から地蔵を街中に移したことが起源とされる。
ふんどし姿の若者29人は「わっしょい」の掛け声でみこしを激しく上下に動かしながら、商店街を練り歩いた。
打ち付ける雨に加えて、沿道からも盛んに水を浴びせられる中、約300メートル離れた五ケ瀬川に入り、みこしを川面にたたきつけて火難よけを祈願した。
茶わんや皿、スリッパなどを使った造り物が登場。
同町出身で日本オリンピック委員会(JOC)会長に就任した山下泰裕氏や、ラグビーワールドカップの公式マスコット「レンジー」などを模した4基が見物客を楽しませた。
ふんどし姿の若者の裸みこし