埼玉県毛呂山町は、農家の高齢化が進む中、特産のゆずの収穫量を確保するため、収穫作業を手伝うボランティアの募集を始めました。
埼玉県毛呂山町はゆずの栽培が盛んですが、高齢化ではしごを使った収穫作業ができない農家が増えた影響で、去年の収穫量は当初の見込みの8割程度にとどまったということです。
このため、町では収穫期の来月中旬から12月下旬までの間、数日程度、収穫作業を手伝うボランティアを初めて募集しています。
募集しているボランティアは50人程度で毛呂山町の人以外も参加でき、謝礼品として収穫したゆずが提供されます。
応募は今月31日まで電話で受け付けています。
毛呂山町産業振興課の渡邉昭課長は「農家の高齢化は今後も進むので、多くの人たちに協力してもらいながら特産のゆずを守りたい」と話しています。
NHK 10月12日 10時20分
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20181012/0019876.html