政治
鳥取市と松江市が中核市移行へ
(鳥取県)
4月1日に中核市に移行する鳥取市と松江市は、27日それぞれ県から移管される業務などについての規約締結と事務引き継ぎを行った。
中核市は、原則人口が20万人の要件を満たす、国から指定される自治体で、鳥取市と松江市は、中核市になることが去年11月の政府閣議で決定している。
中核市移行に伴い27日、鳥取県と鳥取市との間の規約の締結と事務引継式が行われた。中核市移行後、鳥取市は、八頭郡など周辺4町を含めた新しい保健所を設けることになっていて、感染症などの危機管理や、災害時の医療救護対策などを行うことになっている。
中核市移行に伴い、周辺の自治体の保健所業務も移管されるのは、全国的にもあまり例がないということで、鳥取市の中核市づくりは今後注目されそうだ。
一方、松江市でも、事務引継式が行われ、島根県の藤原副知事と松江市の松浦市長が引継書に署名を行った。
松江市は、保健や医療を担当する「健康部」を新たに設置し、これまで県が担っていた保健所事務を、共同で行っていくとしている。
[ 3/27 17:30 日本海テレビ]
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