相川さん(左)と一緒に赤米の苗を植える新本小児童ら
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古代米の赤米を育てて供える神事「赤米の神饌(しんせん)」(県重要無形民俗文化財)が伝わる総社市新本の本庄国司神社の神田で12日、地元の児童らと総社赤米大使の歌手相川七瀬さんが田植えをした。
新本小5年生10人と相川さんが赤米の豊作を祈願した後、約2アールの神田に入った。本庄赤米保存会のメンバーに教わりながら、苗を手で植えていった。
女子(11)は「大きく育ってほしい」、男子(10)は「伝統ある赤米の神事を未来に伝えていきたい」。相川さんは2012年に同大使に委嘱され、今回が6回目の田植えで「秋にみんなと刈り取るのが楽しみ」と話した。
24日には備中国分寺(同市上林)周辺の田んぼで、相川さんも参加して赤米を植えるイベントがある。
(2017年06月12日 23時26分 更新)