箱根登山鉄道の新型車両アレグラ号がこれまでの二両から四両に増え、五月中旬から運行する。
新たな二両は連結部の運転台を撤去した二両固定編成。
連結部の窓を大型化し、登山鉄道ならではの急カーブの走行シーンを間近に味わえる。
アレグラ号は二〇一四年十一月、二十五年ぶりの新型車両として導入された。
運転席やドア、窓のガラス部分を従来型より三割増やし、荷棚はない。
箱根の自然を大画面のように大きな車窓から楽しめる。
導入後、グッドデザイン賞のほか、鉄道友の会が優秀と認めるローレル賞にも輝いた。
小田原−強羅の営業区間(十五キロ)のうち、アレグラ号は箱根湯本から強羅までの山岳区間(八・九キロ)を走っている。
両駅の標高差は四百四十五メートル。
普通鉄道としては日本一急勾配な区間も含み、
三回方向転換して上り、八十八カ所のカーブと十三のトンネル、二十六の鉄橋を渡る。
これまでの二両は連結部の運転台で視界が狭まったが、新たな二両の連結部は大きな窓から外の景色を眺められる。
アレグラ号のみの三両編成も可能になる。
今回の二両の制作費は六億二千万円。
アレグラは、登山鉄道が建設のモデルとしたスイス・アルプスの山岳鉄道が走る地域の少数言語で、「こんにちは」の意味。
山岳鉄道の流れをくむレーティッシュ鉄道と登山鉄道は姉妹鉄道の提携をしている。
アレグラ号を含む登山鉄道の営業車両は、新たな二両を含めて計二十三両になる。
写真:連結部に大きな窓があるアレグラ号の2両固定編成
以下ソース:東京新聞 2017年5月6日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201705/CK2017050602000112.html
新たな二両は連結部の運転台を撤去した二両固定編成。
連結部の窓を大型化し、登山鉄道ならではの急カーブの走行シーンを間近に味わえる。
アレグラ号は二〇一四年十一月、二十五年ぶりの新型車両として導入された。
運転席やドア、窓のガラス部分を従来型より三割増やし、荷棚はない。
箱根の自然を大画面のように大きな車窓から楽しめる。
導入後、グッドデザイン賞のほか、鉄道友の会が優秀と認めるローレル賞にも輝いた。
小田原−強羅の営業区間(十五キロ)のうち、アレグラ号は箱根湯本から強羅までの山岳区間(八・九キロ)を走っている。
両駅の標高差は四百四十五メートル。
普通鉄道としては日本一急勾配な区間も含み、
三回方向転換して上り、八十八カ所のカーブと十三のトンネル、二十六の鉄橋を渡る。
これまでの二両は連結部の運転台で視界が狭まったが、新たな二両の連結部は大きな窓から外の景色を眺められる。
アレグラ号のみの三両編成も可能になる。
今回の二両の制作費は六億二千万円。
アレグラは、登山鉄道が建設のモデルとしたスイス・アルプスの山岳鉄道が走る地域の少数言語で、「こんにちは」の意味。
山岳鉄道の流れをくむレーティッシュ鉄道と登山鉄道は姉妹鉄道の提携をしている。
アレグラ号を含む登山鉄道の営業車両は、新たな二両を含めて計二十三両になる。
写真:連結部に大きな窓があるアレグラ号の2両固定編成
以下ソース:東京新聞 2017年5月6日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/list/201705/CK2017050602000112.html