「火の玉ロック」などのヒット曲を生み出し、アメリカ・ロック界に大きな影響を与えたロック歌手のジェリー・リー・ルイスさんが亡くなりました。87歳でした。
ジェリー・リー・ルイスさんは1935年にアメリカ南部ルイジアナ州で生まれ、1950年代にデビューし、「火の玉ロック」など数々の曲がヒットしました。
立ったままピアノの鍵盤をたたくように演奏して歌うスタイルでファンを魅了し、「ザ・キラー」の愛称で親しまれ、1986年にはアメリカのロックの殿堂入りも果たしています。
アメリカメディアは「ロックンロールの帝王」と呼ばれたエルビス・プレスリーや、世界的なヒット曲で知られるチャック・ベリーなどとともに活躍し、アメリカ・ロック界に大きな影響を与えた存在だったと伝えています。
また、ルイスさんは生涯で7回、結婚していて、私生活でも注目を集めたと伝えられています。
28日にルイスさんのSNSで発表された情報によりますと、ルイスさんは、妻にみとられながら南部ミシシッピ州の自宅で亡くなったということです。
87歳でした。
2022年10月29日 9時41分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221029/amp/k10013874361000.html