https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000200154.html
高額ヤモリ窃盗の瞬間。その悪質な手口をカメラが捉えました。
千葉県にある爬虫(はちゅう)類専門店の防犯カメラの映像が、高額ヤモリ窃盗の悪質な手口を捉えていました。
店内に入ってきた男は、迷う素振りも見せず店員のもとへ向かうと、「コオロギを100匹下さい」と話したといいます。
爬虫類の餌(えさ)となるコオロギを買いに来る客は、珍しくありません。
店員は警戒することなく、コオロギを数えに棚へと向かうと、男も後ろを付いていきます。
しかし、しばらくすると、店員を残して、その場を離れる男。
そして、ヤモリの売り場が店員から死角になっていることを利用し、ヤモリの入ったかご2つを盗んだのです。
実は、この盗まれたヤモリは「オウカンミカドヤモリ」という種類の中でも珍しい色だということです。
店長は「盗まれたやつは、15万8000円と17万8000円」と話します。
なんと被害額は、2匹合わせて30万円を超えていました。
店長は「もう一人のスタッフがどこか場所変えたのかなと思って。
変えたと聞いても『変えてないです』と言って、防犯カメラ見たら、盗られてたって感じです。
嫌ですよね。ショックでしかない」と話します。
さらに、この男はヤモリ用のエサも盗んでいましたが、レジではコオロギ100匹分、880円のみを支払い、店を後にしました。
店長は警察に被害届を出したということです。