世界最大の手袋メーカー、マレーシアのトップグローブ社は主に欧米からの注文が急増し、生産が需要に追いつかない可能性があると警告した。
リム・ウィーチャイ会長
「複数の顧客から、パニック的な注文があった」
同社は世界のゴム手袋の5分の1を製造。1日最高2億枚を生産している。
だがウィーチャイ会長によると、ここ数週間で注文は配達可能な量のほぼ2倍になった。
「生産能力には限りがあり、通常の量に10―20％しか上乗せできない。全顧客に公平に渡せるようにするため、1社に2倍の量を納品することは不可能だ」
会長によると、同社は操業時間の延長、機械と従業員の増加で生産能力を最大30％増やす計画だ。
感染者数は世界202の国と地域で増加。米国が中国を上回っている。死者数では欧州が最大だ。
世界保健機関は「個人用防護服の慢性的な不足」がウイルス封じ込めにとって最も火急の脅威の一つだと警告した。
3/30(月) 13:04配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200330-00010007-reutv-asia
