https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180306-00028382-mbcnewsv-l46
阿久根市の有害鳥獣捕獲協会が報告書を偽造するなどして、市の補助金を不正に受けとっていた問題で、
阿久根市は今後、市の調査が終わるまでは協会に補助金を支給しない方針を決めました。
一方で、有害鳥獣の捕獲ができなくなり、農作物などへの被害が広がることを懸念する声も上がっています。
この問題は、阿久根市の有害鳥獣捕獲協会が、会員が猟に出かけた日数を水増しして報告書に記載し、
市の補助金を不正に受け取っていたものです。
協会は受け取った補助金を会員に支払わず、「運営費に充てた」としています。
また、イノシシやシカを食肉用に解体処理したときに支給される補助金についても、食肉にできない腐った動物を解体して、
不正に受け取っていた疑いも出てきています。
こうした問題を受けて、阿久根市は猟期の終了する今月16日以降については、捕獲頭数などに応じて支給していた
補助金などの支給を止めることを決めました。
また、これまでは一年を通して出していた有害鳥獣駆除の指示も、市による調査が終わるまでは、出さない方針を決めました。
一方、指示が出ないと駆除が出来ないため、地元ではこれから収穫が本格化するタケノコなどの農産物に
被害が広がるのではないかとの懸念も聞かれます。
市では、農家から駆除の要請が多ければ対応を検討したいとしていますが、会員からは
「補助金が出ないなかでの駆除は難しい」との声も出ています。
西平良将市長は、「今の協会の役員体制では予算の適正な執行は難しい」との認識を示し、市側が協会に対して、
事実上、役員の刷新を求めていることを明らかにしました。
阿久根市の有害鳥獣捕獲協会が報告書を偽造するなどして、市の補助金を不正に受けとっていた問題で、
阿久根市は今後、市の調査が終わるまでは協会に補助金を支給しない方針を決めました。
一方で、有害鳥獣の捕獲ができなくなり、農作物などへの被害が広がることを懸念する声も上がっています。
この問題は、阿久根市の有害鳥獣捕獲協会が、会員が猟に出かけた日数を水増しして報告書に記載し、
市の補助金を不正に受け取っていたものです。
協会は受け取った補助金を会員に支払わず、「運営費に充てた」としています。
また、イノシシやシカを食肉用に解体処理したときに支給される補助金についても、食肉にできない腐った動物を解体して、
不正に受け取っていた疑いも出てきています。
こうした問題を受けて、阿久根市は猟期の終了する今月16日以降については、捕獲頭数などに応じて支給していた
補助金などの支給を止めることを決めました。
また、これまでは一年を通して出していた有害鳥獣駆除の指示も、市による調査が終わるまでは、出さない方針を決めました。
一方、指示が出ないと駆除が出来ないため、地元ではこれから収穫が本格化するタケノコなどの農産物に
被害が広がるのではないかとの懸念も聞かれます。
市では、農家から駆除の要請が多ければ対応を検討したいとしていますが、会員からは
「補助金が出ないなかでの駆除は難しい」との声も出ています。
西平良将市長は、「今の協会の役員体制では予算の適正な執行は難しい」との認識を示し、市側が協会に対して、
事実上、役員の刷新を求めていることを明らかにしました。