使用済み切手偽造で元銀行員有罪 東京地裁「計画的で悪質」
2017/6/16 12:33
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使用済み切手を切り貼りして偽造し、未使用と見せ掛け、本物の切手と交換したとして、郵便法違反と詐欺の罪に問われた元銀行員小林孝史被告(58)に、東京地裁は16日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。
梶山太郎裁判官は「一見して本物のような偽造切手を作成しており計画的で悪質。郵便切手の社会的な信用を損なう犯行だ」と述べた。
判決によると、2016年9〜10月、使用済み切手の消印がない部分を貼り合わせて偽造し、東京都千代田区の3カ所の郵便局で、額面計約3万5千円分の本物の切手と交換し、だまし取った。