アメリカ大統領選挙に向けてトランプ大統領を支えるペンス副大統領と野党・民主党の副大統領候補、ハリス上院議員によるテレビ討論会が日本時間の午前10時から始まり、冒頭からトランプ政権の新型コロナウイルス対策をめぐり激しい論戦となっています。
ペンス副大統領と民主党の副大統領候補のハリス上院議員のテレビ討論会は7日夜、日本時間の8日午前10時から西部ユタ州ソルトレークシティーの大学で始まりました。
討論会ではまず新型コロナウイルス対策がテーマとなり、ハリス氏はトランプ政権の対応について「史上最大の失敗だった。1月にはパンデミックの危険性について知っていたのに、明らかにせずに隠した。彼らにはバイデン氏のような感染に対応する計画がない」と述べて批判しました。
これに対してペンス副大統領は「トランプ大統領は当初からアメリカ人の健康を第一に対応してきた。大統領が中国からの渡航を禁止した際に、それに反対したのはバイデン氏のほうだ」と述べて反論しました。
ペンス副大統領はトランプ政権の新型ウイルス対策の責任者を務めていて、トランプ大統領をはじめホワイトハウスで感染が拡大する中、討論会は冒頭から激しい論戦となっています。
討論会は日本時間の昼前まで行われます。
NHKニュース 2020年10月8日 10時43分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201008/k10012653361000.html