【西武】森慎二1軍投手コーチが多臓器不全で死去、42歳
西武の森慎二1軍投手コーチが28日12時10分、多臓器不全のため、入院先の福岡市内の病院で死去した。
42歳だった。この日の試合後、球団が発表した。
西武の辻監督は「数日前まで一緒に戦っていた。優勝を目指して頑張ってくれていた。つらいです」とコメントした。
森コーチは96年ドラフト2位で西武入団。主に抑え、セットアッパーとして44勝44敗50セーブを挙げ、
02、03年には最優秀中継ぎ賞に輝いた。05年にポスティングシステムでのメジャー挑戦を表明。06年に
デビルレイズ(現レイズ)に移籍したが、オープン戦で右肩を脱臼。07年に解雇された。
09年にBCリーグ・石川に選手兼投手コーチとして入団し、10年に監督就任。11年に独立リーグ日本一に
導き、13年から投手兼任監督を務めた。14年限りで現役を退き、15年に古巣・西武に2軍投手コーチ兼
育成コーチとして復帰。昨季途中の5月から1軍投手コーチに昇格し、ブルペン担当として手腕を発揮していた。
◆森 慎二(もり・しんじ)1974年9月12日、山口・岩国市生まれ。岩国工から新日鉄光、新日鉄君津を
経て、96年ドラフト2位(逆指名)で西武入団。06年にポスティングシステムでデビルレイズ(現レイズ)に
移籍したが、右肩脱臼のため07年に解雇された。09年からBC・石川で選手兼投手コーチ、監督を歴任。1
5年から西武投手コーチ。NPB通算431試合で44勝44敗50セーブ、防御率3・39。189センチ、90キロ。右投左打。
http://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20170628-OHT1T50232.html