陸上の木南記念で報道陣の取材に応える木村文子
21日に等々力陸上競技場で行われたセイコーゴールデングランプリ陸上2017川崎で、女子100メートルハードルに登場した木村文子(右)=川口良介撮影
2012年の陸上日本選手権女子100メートル障害決勝で優勝した木村文子(森本幸一撮影)
2014年の仁川アジア大会の陸上100メートル障害決勝で3位に入り、日の丸を掲げる木村文子(桐山弘太撮影)
2014仁川アジア大会の閉会式で入場する福島千里(左)と入場する木村文子(中央)ら日本選手団(桐山弘太撮影)
陸上のゴールデングランプリ川崎100メートル障害でレースを終えた3位の木村文子(右)と伊藤愛里(鈴木健児撮影)
陸上の2015年静岡国際女子100メートル障害で優勝し、笑顔の木村文子
陸上の織田記念国際100メートル障害で力走する木村文子
陸上の織田記念国際100メートル障害で2位に入った木村文子(左)
陸上の木南記念女子招待の100メートル障害で2位に終わり、悔しげな木村文子
陸上の木南記念で13秒21をマークした木村文子
陸上の世界選手権(ロンドン)に向け、12秒台突入を掲げる木村文子
陸上の木南記念オープンレースの100メートル障害で競り勝った木村文子
陸上の木南記念オープンレースを制した後、にこやかに笑う木村文子
陸上の織田記念国際100メートル障害の決勝で2位だった木村文子。地元広島の温かい声援に笑みがこぼれた
陸上界屈指の美女ハードラーの情熱は消えていない。女子100メートル障害の木村文子(エディオン)。昨夏のリオデジャネイロ五輪出場を逃し、引退も頭をよぎったが、「(日本人初の)12秒台で走れば道も開ける」と今夏ロンドンで行われる世界選手権に向け、気持ちを新たに踏み出した。
「体は動くけど、能力はここまでなのかなと。区切りをつけた方がいいのかなと思った」。
ふっきれるきっかけになったリオ五輪不出場
2012年ロンドン五輪代表の第一人者もリオ行きはかなわず、こんな思いが去来した。参加標準記録の13秒0は日本記録と同じ。自己記録13秒03の28歳に、その壁は厚くみえたようだ。
だが、周囲は温かかった。「次にやりたいことが見つからないなら、陸上をやりなさい」。米アリゾナ州での合宿でトレーニング指導を仰ぐアンドレアス・ベーム・コーチの言葉に「すごく楽になった」。知らず知らず、結果ばかり追い求めていた自分に気づいた。
14年から続くアリゾナ合宿では、海外勢と力の差が肉薄したことを実感する一方、「トップランナーも普通の人なんだなって。自分の視野も広くなったのかな」とも語る。自身も「信号機と同じ高さのサボテン」に囲まれながら、オフにはスタッフとの食事やカフェ巡りを楽しみにしてきた。
http://www.sankei.com/west/news/170523/wst1705230065-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/170523/wst1705230065-n2.html
http://www.sankei.com/west/news/170523/wst1705230065-n3.html
21日に等々力陸上競技場で行われたセイコーゴールデングランプリ陸上2017川崎で、女子100メートルハードルに登場した木村文子(右)=川口良介撮影
2012年の陸上日本選手権女子100メートル障害決勝で優勝した木村文子(森本幸一撮影)
2014年の仁川アジア大会の陸上100メートル障害決勝で3位に入り、日の丸を掲げる木村文子(桐山弘太撮影)
2014仁川アジア大会の閉会式で入場する福島千里(左)と入場する木村文子(中央)ら日本選手団(桐山弘太撮影)
陸上のゴールデングランプリ川崎100メートル障害でレースを終えた3位の木村文子(右)と伊藤愛里(鈴木健児撮影)
陸上の2015年静岡国際女子100メートル障害で優勝し、笑顔の木村文子
陸上の織田記念国際100メートル障害で力走する木村文子
陸上の織田記念国際100メートル障害で2位に入った木村文子(左)
陸上の木南記念女子招待の100メートル障害で2位に終わり、悔しげな木村文子
陸上の木南記念で13秒21をマークした木村文子
陸上の世界選手権(ロンドン)に向け、12秒台突入を掲げる木村文子
陸上の木南記念オープンレースの100メートル障害で競り勝った木村文子
陸上の木南記念オープンレースを制した後、にこやかに笑う木村文子
陸上の織田記念国際100メートル障害の決勝で2位だった木村文子。地元広島の温かい声援に笑みがこぼれた
陸上界屈指の美女ハードラーの情熱は消えていない。女子100メートル障害の木村文子(エディオン)。昨夏のリオデジャネイロ五輪出場を逃し、引退も頭をよぎったが、「(日本人初の)12秒台で走れば道も開ける」と今夏ロンドンで行われる世界選手権に向け、気持ちを新たに踏み出した。
「体は動くけど、能力はここまでなのかなと。区切りをつけた方がいいのかなと思った」。
ふっきれるきっかけになったリオ五輪不出場
2012年ロンドン五輪代表の第一人者もリオ行きはかなわず、こんな思いが去来した。参加標準記録の13秒0は日本記録と同じ。自己記録13秒03の28歳に、その壁は厚くみえたようだ。
だが、周囲は温かかった。「次にやりたいことが見つからないなら、陸上をやりなさい」。米アリゾナ州での合宿でトレーニング指導を仰ぐアンドレアス・ベーム・コーチの言葉に「すごく楽になった」。知らず知らず、結果ばかり追い求めていた自分に気づいた。
14年から続くアリゾナ合宿では、海外勢と力の差が肉薄したことを実感する一方、「トップランナーも普通の人なんだなって。自分の視野も広くなったのかな」とも語る。自身も「信号機と同じ高さのサボテン」に囲まれながら、オフにはスタッフとの食事やカフェ巡りを楽しみにしてきた。
http://www.sankei.com/west/news/170523/wst1705230065-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/170523/wst1705230065-n2.html
http://www.sankei.com/west/news/170523/wst1705230065-n3.html