桝田大暉
日本株市場に夏の嵐が押し寄せた。2日の東京株式市場は日経平均株価が前日比2216円(6%)安の3万5909円となり、大荒れの展開だった。日銀の利上げを追い風に直近まで力強く上昇してきた銀行株も「狼狽(ろうばい)売り」にさらされる始末。米国景気の後退懸念という暗雲が日本株市場に垂れ込めたことを象徴した。
2日午前の東京株式市場。9時の取引開始から10分ほど、多くの銘柄で値がつかない異様な事態となっ...(以下有料版で、残り1339文字)
日本経済新聞 2024年8月2日 17:20 (2024年8月2日 17:24更新) [会員限定記事]
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