2024年07月14日07時06分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024071300328
東欧チェコが「親台湾」の姿勢を強めている。正式な外交関係は持たないものの、要人らが相次ぎ訪台。中国の反発を受けつつも関係強化を進めており、欧州でもリトアニアなどと並び際立っている。
「台湾は重要な民主主義のパートナーだ」。チェコ上院のドラホシュ第1副議長は時事通信のインタビューに応じ、そう話した。同氏は6月に訪台し、頼清徳総統らと面会した。
チェコは、2020年のビストルチル上院議長を皮切りに、下院議長など議会幹部らが相次いで訪台。台湾からも閣僚や就任前の蕭美琴副総統がチェコを訪問するなど、相互交流も深めている。
「親台湾」の一因としては、中国への反発がある。チェコは16年に中国の習近平国家主席の訪問を受け戦略的パートナーシップ協定を結ぶなど、一時は中国との関係を強化した。だが、約束された投資が実行されないなどとして中国への不満が相次いだ。一方で、半導体分野などでの台湾からの投資への期待が高まった。
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