米ゴルフ女子ツアー(LPGA)の今季メジャー第4戦エビアン選手権最終日(フランス・エビアン・リゾートGC=6527ヤード、パー71)が14日に行われ、古江彩佳(24=富士通)が通算19アンダーでメジャー初制覇を果たし、かつて世界のゴルフ界を席巻した韓国で危機感が高まっている。
1打差の2位からスタートした古江は一時4位まで後退して優勝が遠のきかけたが、勝負所の終盤でバーディーを3連発するなど大爆発。最終18番では驚異のイーグルを沈めて、劇的な逆転優勝を飾った。日本勢のメジャー制覇は今年の全米女子オープンを制した笹生優花に続く4人目の快挙となった。
今季は米ツアーで日本勢の台頭が顕著となっており、賞金ランキングでも笹生や古江、渋野日向子らが上位に食い込んでいる。
こうした状況を受けて、女子ゴルフ界で旋風を巻き起こしてきた韓国では警鐘が鳴らされている。
韓国紙「ソウル経済」は日本勢の躍進をクローズアップした上で「韓国ゴルフに日本が追いついた」と強調。韓国ゴルフ界に日本勢の実力が拮抗してきたとの見解を示した。
韓国の専門メディア「ゴルフ韓国」も日本勢が積極的に米ツアーへ参戦する状況を踏まえて「このような雰囲気に比べて最近は、韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアー選手たちのLPGAツアーのメジャー挑戦は消極的だ」と懸念を寄せている。
ゴルフ界の日韓対決は今後も注目を集めるのか。
東スポWEB
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