フリマアプリ大手の「メルカリ」は、洋服を撮影するだけですぐに買い取るなど、去年からことしにかけて始めた3つのサービスを来月中に終了することになりました。
発表によりますとサービスを終了するのは洋服などをスマホのカメラで撮影するとメルカリが即時に買い取る「メルカリナウ」、習い事や語学などを教えたい人と学びたい人を仲介する「ティーチャ」、高級ブランド品に特化して査定から売買を行う「メルカリメゾンズ」の3つです。いずれも来月中にサービスを終了します。
このうち、「ティーチャ」はサービス開始からわずか4か月、「メルカリナウ」は9か月といずれも短い期間での終了となります。
これについてメルカリは、利用者が期待していた程度には伸びなかったことや、去年11月に立ち上げた金融事業などほかの新規事業へ経営資源を再配置することを理由に挙げています。
メルカリは中古品を売買するフリマアプリを軸にして、これまで事業を拡大してきましたが、選択と集中へかじを切ることになります。
2018年7月20日 20時42分
NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180720/k10011542251000.html