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11月1日 18時23分
日産自動車が車の出荷前の検査で不正を繰り返していた問題で、国土交通省は1日、福岡県の工場に立ち入り検査を行いました。国土交通省は、今後ほかの工場についても立ち入り検査を行い、出荷の再開に向けて再発防止策が徹底されているか確認することにしています。
国土交通省が立ち入り検査を行ったのは、日産自動車の福岡県苅田町にある工場です。
日産は、資格の無い従業員が出荷前の検査を行っていたうえ問題の発覚後も不適切な検査を続けていたことが明らかになり、先月18日から国内のすべての工場で国内向けの車の出荷を停止しています。
この工場では、再発防止策として検査を行う場所を柵で囲み、資格を持った検査員以外は立ち入れないようにするなど、出荷の再開に向けた検査態勢が整ったとしています。
このため、1日の検査で国土交通省は、実際に検査を行う様子を視察したほか、工場の担当者から再発を防ぐ取り組みの実施状況などを聞き取り、検査態勢の改善が確実に図られているかを確認しました。
日産は、3日までにほかの5つの工場でも対策を終えて、生産や出荷を再開させたいとしていて、国土交通省は、今後すべての工場に立ち入り検査を行い、再発防止策が徹底されているかを確認することにしています。
また国土交通省は、今後日産が提出する報告書を踏まえて、検査制度の見直しを進める方針です。
国交相「検査を確実に実施できるか確認」
これについて、石井国土交通大臣は閣議のあとの会見で、「工場が検査を確実に実施できるか、確認する必要がある」と述べ、国としても確認に万全を尽くす考えを強調しました。
一方、同じ問題が明らかになったSUBARUについて、国土交通省は、群馬県にある工場の立ち入り検査を行った結果、現在は、検査が適切に行われていることを確認したということです。
国土交通省は、日産が今回の問題の原因をまとめて提出する報告書を踏まえて、検査制度の見直しを進める方針です。