玉城知事「戦後80年は平和を考える機会の創出に全庁体制で」|NHK 沖縄
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20250106/5090030401.html
01月06日 15時09分
県内の官公庁は6日が仕事始めです。
玉城知事は職員への年頭のあいさつを行い、戦後80年となることしは県民が平和を考える機会をつくることなどに全庁体制で取り組んでほしいと呼びかけました。
県庁の仕事始めの6日、玉城知事は庁内放送で職員に向けた年頭のあいさつを行いました。
この中で、玉城知事は「ことしは戦後80年の節目の年となる。これまでの歴史を振り返り犠牲者を追悼するとともに、次世代を担う若者をはじめ多くの県民が平和を考える機会の創出など、県民一人ひとりや沖縄を訪れるすべての人々が平和で豊かな沖縄を描いていけるよう全庁体制で取り組んでいこう」と呼びかけました。
また、アメリカ軍の基地問題について、玉城知事は「戦後80年近くたった今もなお、沖縄県民は過重な基地負担を強いられ続けている。当然、基地問題は一朝一夕に解決できるものではない」と指摘しました。
そのうえで「普天間基地の危険性除去や、アメリカ軍基地から派生する環境問題、事件・事故など、沖縄の正確な情報を発信するとともに、基地負担の軽減に真摯(しんし)に取り組んでいただくよう粘り強く日米両政府に訴えかけていく」と述べました。