日本ハンドボール協会は6日、東京・帰宅の味の素トレセンで、6月29日から実施している女子日本代表合宿で、チームスタッフ1人の新型コロナ感染が確認されたと発表した。4日に受けたPCR検査の結果が5日の午前中に出た際、スタッフ1人の陽性判定が判明した。このスタッフは無症状だった。
スタッフ1人の感染確認を受けて、チームは全員が自室待機し、関連部署へ報告。保健所の聞き取り調査も行い、陽性判定者の行動履歴に基づきトレセン館内の消毒作業を行った。
陽性判定が出たスタッフを除き、6日午前に出た前日5日の検査結果では受診者全員が陰性だったという。保健所の判定では濃厚接触者はなく、練習の再開許可も下りたといい、日本協会では「他競技を含めて、体調不良者の報告はありません」とした。陽性判定者は7日にホテルへ隔離移動を予定しているとしている。
日本協会では「日本スポーツ振興センター(JSC)をはじめとする関連団体の皆さま、活動拠点を同じくする各競技の 日本代表チームの皆さま、そしてハンドボールを応援してくださっているファンの皆さまに大変なご迷惑とご心配をお掛けいたしましたこと、改めて深くお詫び申し上げますとともに、引き続き全力で新型コロナウイルス感染症対策に注力し、再発防止に努めて参ります」とした。
スポーツ報知
7/6(火) 16:21
https://news.yahoo.co.jp/articles/3696b99d4a6b23cbf7b30c103efdcb21c7c661c9