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2021/05/24(月) 17:54:03.83ID:CAP_USER9政府は、嘉悦大学教授で、去年10月から菅内閣で経済・財政政策を担当している高橋洋一・内閣官房参与が24日付けで退職したと発表しました。
高橋氏は今月9日、みずからのツイッターに、各国の新型コロナウイルスの感染者数のグラフとともに「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止とかいうと笑笑」と投稿したほか、今月21日にも「日本の緊急事態宣言といっても、欧米から見れば、戒厳令でもなく『屁みたいな』ものでないのかな。『屁みたいな』とは日本の行動制限の弱さとの意味」などと投稿し、その後、いずれも内容を改めていました。
加藤官房長官は、午後の記者会見で「菅総理大臣に対し『迷惑をかけて申し訳ない』というおわびと、内閣官房参与を辞したいという連絡があり、辞職したという経緯だ」と述べ、本人から辞職の申し出があったと説明しました。
その上で、政権への影響を問われたのに対し「対外的な発信は個人の資格で行われているわけで、基本的に内容を含め本人が責任を持って対応することだ」と述べました。
菅首相「『これ以上迷惑をおかけすることはできない』と辞職」
菅総理大臣は、東京都内で記者団に対し「本人が『大変申し訳ない、訂正をしたい』とおわびを申し上げている。そうした中で『これ以上、ご迷惑をおかけすることはできない』ということで辞職した。大変反省をしていた」と述べました。
その上で、記者団が「直接、退職すると聞いたのか」と質問したのに対し「みずから辞職するということであった。不適切な発言ということを本人が取り消し、謝罪をしているので、そういう中で『責任を感じ』ということであった」と述べました。
立民 枝野代表「菅首相の見識問われると厳しく指摘したい」
立憲民主党の枝野代表は、党の役員会で「辞めたから済むという話ではない。菅政権は、高橋氏をわざわざ内閣官房参与という立場につけて、長期にわたってアドバイザーとして頼りにしてきた。とんでもない人にアドバイザーになってもらっていたわけであり、菅総理大臣の見識が問われると厳しく指摘したい」と述べました。
共産 小池書記局長「菅首相の任命責任が問われる問題だ」
共産党の小池書記局長は、記者会見で「高橋氏が辞めて済む話ではなく、菅総理大臣の任命責任が問われる問題だ。内閣官房参与は、総理大臣に直接意見を言うことができる数少ない立場であり、そのブレーンになぜこの人物を据えたのか、総理みずからが国民に語るべきだ」と述べました。
NHKニュース
2021年5月24日 17時49分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210524/k10013048831000.html