【ワシントン=鳳山太成】米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長は3日、日本との貿易交渉で5月末までの合意は可能だとの見方を示した。トランプ大統領は5月の合意に意欲を示したことがあり、クドロー氏も同調した格好だ。日本側は夏の参院選前の妥結に否定的だが、米国側では農産品の対日輸出で不利になっており早期合意を求める声が増えている。
ホワイトハウスで記者団に5月末までの合意の可能性を問われ「可能だ」と指摘した。「(交渉に)一生懸命取り組んでいる」とも語った。
トランプ大統領は4月26日の日米首脳会談で、5月下旬の訪日時までに合意できる可能性があると指摘した。米国を除く11カ国の環太平洋経済連携協定(TPP11)や日欧経済連携協定(EPA)の発効で、米国の牛肉や豚肉などの輸出競争力が落ちており、日本に早期の関税引き下げを求めている。パーデュー農務長官も5月までの合意に期待を示している。
日本経済新聞
2019年5月4日 0:05
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44421710U9A500C1000000/
ホワイトハウスで記者団に5月末までの合意の可能性を問われ「可能だ」と指摘した。「(交渉に)一生懸命取り組んでいる」とも語った。
トランプ大統領は4月26日の日米首脳会談で、5月下旬の訪日時までに合意できる可能性があると指摘した。米国を除く11カ国の環太平洋経済連携協定(TPP11)や日欧経済連携協定(EPA)の発効で、米国の牛肉や豚肉などの輸出競争力が落ちており、日本に早期の関税引き下げを求めている。パーデュー農務長官も5月までの合意に期待を示している。
日本経済新聞
2019年5月4日 0:05
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