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2018/08/04(土) 20:10:30.63ID:CAP_USER9事業は、文部科学省の「女性研究者研究活動支援事業」。「女性の活躍支援」を掲げる政府の肝いりとして全国五十三の大学と研究機関に補助金を交付。東京医科大には女性研究者の出産や子育てと、臨床や研究活動の両立支援のため、一三〜一五年度に計八千二十六万四千円が交付された。
同大学によると一三年当時、医学科の女子学生が過去十年で五十人増え、学生全体に占める割合も26・9%から32・4%に増加。出産育児を抱える女性が増えることを見越し、勤務体制の改善や保育支援などのために補助金を申請した。
学内で支援事業を担当する「医師・学生・研究者支援センター」は「医科大病院内や学外で提携する保育所の定員枠を増やしたり、女性の内部昇進を進めたりした」と説明する。
こうした支援が進められる一方で、同じ時期に女子の受験者の得点を一律に減点して入学を抑制していた疑いが持たれている。一四年度は女子の合格者が20%に急減し、いったん三割前後に増えたものの、一八年度は17・5%にまで下がった。
補助金で支援策を講じながら女子の合格者を減らす対応について、大学の広報担当者は「調査中なのでコメントできない」と話している。 (皆川剛)
東京新聞
2018年8月4日 朝刊
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201808/CK2018080402000125.html