◆「三重民主連合」が旗揚げ=岡田氏、橋渡しで存在感
時事ドットコムニュース
衆院会派「無所属の会」代表の岡田克也元外相(三重3区)らが28日、政治団体「三重民主連合」を旗揚げした。旧民進党系以外の地方議員にも参加を呼び掛け、来年の統一地方選や参院選に公認・推薦候補を擁立する方針。岡田氏は旧民進党から分かれた立憲民主、国民民主両党の「橋渡し役」として存在感を発揮したい考えだ。
岡田氏らは4月に政治団体「三重新政の会」(会長・芝博一参院議員)設立を県選挙管理委員会に届け出済みだが、これを解散して新たな政治団体を立ち上げる手続きを取る。岡田氏は28日、津市での設立総会で「野党がバラバラでは巨大与党に対抗できない。大きな固まりで戦い、全国での動きとなることを期待したい」と述べ、野党勢力の再結集に意欲を示した。(2018/07/28-15:12)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018072800322&g=pol
◆ 地方政治団体 「三重民主連合」が設立総会
毎日新聞 2018年7月28日 18時27分(最終更新 7月28日 19時13分)
旧民進党系勢力の結集を目指す地方政治団体「三重民主連合」の設立総会が28日、津市内で行われ、地方議員など55人が出席した。代表に就任した中川正春衆院議員(三重2区)は「全ての力を結集し、三重県を導火線にして野党結集を図りたい。統一地方選挙、参院選挙で政権交代に向けてしっかり戦っていく」と強調した。同連合に参加するのは約70人になるという。
総会後の記者会見で、顧問の岡田克也衆院議員(同3区)は千葉県などでの旧民進系勢力結集の動きに触れ、「国政において野党は分断されているが地方は統一されている、というモデルケースになり、全国的に同じような形で増えていけばいいと思う」と語った。
また、岡田氏は自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(比例中国ブロック)が月刊誌への寄稿で、性的少数者(LGBTなど)について「子どもを作らない、つまり生産性がない」と主張したことについて「公認した自民党がどう対応するかが問題。我々は多様性を認め共生する社会を目指していく」と批判した。【森田采花】
https://mainichi.jp/articles/20180729/k00/00m/010/029000c