0001マスター・ネシトル・カ ★
2018/03/19(月) 14:52:59.92ID:CAP_USER9https://news.yahoo.co.jp/feature/913
「選択的夫婦別姓」制度が注目を集めている。現在の法制度では、日本人同士の法律婚カップルは夫婦同姓しか認められない。姓を変えることによる不利益はなんなのか。どんな痛みがあるのか。野田聖子総務相や、制度を求めて訴えを起こした企業経営者の青野慶久さんらに、それぞれの思いを聞いた。(ライター・石原壮一郎/Yahoo!ニュース 特集編集部)
「男女両方の問題ですから」
「長い間、『夫婦別姓(別氏)』を推進している私としては、久しぶりに国会の場で取り上げられて、率直にうれしかったですね。若い男性の議員が取り上げてくれたのも良かった。女性の問題じゃなくて、男女両方の問題ですから」
野田聖子総務相が、力を込めて語る。振り返っているのは、取材の数日前にあった国会でのやり取り。希望の党の井出庸生衆院議員(40)が、「選択的夫婦別姓の導入を前向きに進めるべきではないか」と政府に質問した。
「選択的夫婦別姓」制度とは、結婚すると同時に片方が姓を変更して「同じ姓」を名乗る現在の形ではなく、希望すれば両方がそのまま別々の姓でいられるようにすること。あくまで「選択」であり、同じ姓にしたい夫婦の場合は今までと変わりはない。
野田総務相は、女性活躍担当相も兼務している。その立場も踏まえつつ、質問に対してこう答弁した。
「これからの女性の活躍の時代に合わせて、要望が急増してくると思う。男性が不便を感じている場合も出てきている。なるべく速やかに答えは出していくべきではないか」
一方、同じ質問に対して安倍晋三首相は「国民の間で意見が分かれている。わが国の家族の在り方に深く関わるもので、慎重に対応する必要がある」と、野田相と温度差を感じる姿勢を見せている。
野田総務相は、20年以上前から「別姓」の問題を精力的に訴えてきた。しかし、自民党内には根強い反対意見があり、なかなか前に進まなかったと言う。
(以降ソースにて)