月内にも公表 世耕経産相が方針
毎日新聞:2017年7月18日 12時09分
http://mainichi.jp/articles/20170718/k00/00e/010/121000c
世耕弘成経済産業相は18日の閣議後の記者会見で、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場について、適性度合いを全国地図で示す「科学的特性マップ」を月内にも公表する方針を明らかにした。
世耕経産相は「マップ提示は、最終処分の実現に向けた長い道のりの最初の一歩」と述べ、提示後は、全国各地で説明会を開催する方針も明らかにした。
マップは、処分場の適性度合いに応じて日本地図を4種類に塗り分ける。
火山から15キロ以内▽活断層の付近▽鉱物資源が豊富−−などの条件に一つでも該当すれば「好ましくない特性があると推定される」に区分し、適地から外れる。