0001モフモフちゃん ★
2024/05/25(土) 12:01:31.91ID:2P/Oh+JN9読売新聞オンライン5/25(土) 7:03配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/a29db82fefa2aac46e3b4d2ebd30abbe8bf1584e
マイナンバーカードの偽造が相次いで発覚している。不正対策による「信用」で本人確認時のチェックが甘くなり、悪用につながっているとみられ、SNSでは1万~2万円で流通しているという。中国籍の被告が取材に応じ、偽造の実態を証言した。(尾藤泰平)
最大60枚
「作業は簡単で準備や技術は要らない。5分もあれば1枚作れる」。マイナカードを偽造したとして、警視庁に昨年12月、有印公文書偽造容疑などで逮捕された中国籍の女(27)(1審で懲役3年、控訴中)は東京拘置所でそう語った。
女が偽造に手を染めたのは昨年6月頃。生活費に困り友人に相談すると「カードを作る仕事」を紹介された。中国のSNS「微信(ウィーチャット)」で「ボス」に連絡し偽造法の説明を受けると、作業用のパソコンとプリンターが自宅に届き、個人情報がメールで送られてきた。
作業は偽のICチップが埋め込まれた白いカードの表裏に個人情報のデータを印刷するだけ。多い時には1日約60枚のカードを偽造して指定された国内の住所に郵送した。日当は約1万2000~1万6000円相当の電子マネーだった。
警視庁は指示役が中国にいるとみて捜査。同じ仲間からの依頼でマイナカードを偽造した疑いで、今月15日、中国籍の2人を有印公文書偽造容疑などで逮捕した。偽造カードが携帯電話の契約などに使われた可能性があるとみている。
1万~2万円で売買
2016年に運用が開始されたマイナカードは今年4月末時点で国民の8割にあたる約9900万枚が交付され、外国人にも約290万枚発行されている。
行政サービス以外の利便性も高く、本人確認の証明書として携帯電話の契約や口座開設などの場面で使われてきたが、確認は目視のみのところも多かったとみられる。全国銀行協会(東京)によると、ICチップの情報を読み取って確認する機器の導入は大手銀行など一部に限られる。
昨年3月には、東京都葛飾区の携帯電話販売店で偽造マイナカードを提示し、スマートフォンを不正契約しようとしたとしてベトナム国籍の男が警視庁に逮捕された。偽造マイナカードは中国語やベトナム語のSNSで1万~2万円で売買されているといい、警視庁幹部は「発覚している不正はごく一部だろう」と語る。
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