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2023/01/04(水) 15:45:46.09ID:8WESkgbK9新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の罹患後の手術に伴う心血管合併症のリスクは、
COVID-19罹患から手術までの間隔が長いほど低下するが、その低下傾向は診断から1年経過後も続いているとするデータが報告された。
つまり、COVID-19から1年後でもなお、手術に伴う心血管合併症のリスクが高い状態が続いている可能性が浮かび上がった。
この研究は、米ヴァンダービルト大学医療センターのRobert Freundlich氏らによる単施設での後方視的研究であり、
結果は「JAMA Network Open」に2022年12月14日掲載された。
論文の上席著者であるFreundlich氏は、「COVID-19罹患後の手術は合併症リスクが高いことを示したデータは既に報告されているが、
われわれの研究は罹患後からより長期間経てから実施された手術成績も解析対象としている点で、既報研究と大きく異なる」と、研究の特徴を強調している。
またFreundlich氏は、「本研究が進行中に、『重症COVID-19患者への手術は呼吸器合併症のリスクを勘案し、
COVID-19診断から最大12週間おいて行なう』とする勧告を発表した学術団体もある。
ところが本研究からは、心血管合併症のリスクに関してはCOVID-19診断から1年以上経過後にも依然リスクの低下傾向が認められ、この結果に驚かされた」とも述べている。
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