大阪大と大阪府豊中市は14日、新型コロナウイルス感染症の後遺症について市民を対象にした共同調査の分析結果を公表した。
有効回答3247人のうち感染後に何らかの症状があったと回答した人は47・7%。
20人に1人が発症から1カ月後の時点でせきや倦怠(けんたい)感などの後遺症を訴えており、2カ月後でも27人に1人が後遺症に悩んでいた。
感染1カ月後の時点で最も頻度が高い症状は脱毛とせきで、1・6%が日常生活に支障を感じていた。
重症だった人は軽症者に比べ約5・4倍後遺症が起こりやすい傾向にあった。
一方、年齢や治療内容などが後遺症の起こりやすさに与える影響は、今回の調査では明確にならなかった。
忽那賢志・大阪大教授は「海外の報告でも、後遺症は時間の経過とともに改善している。
ワクチン接種を受けた人は後遺症が起こりにくい傾向にある」と話した。
調査は2022年7月から実施。22年3月末までに感染した市民2万6880人にアンケートを送付し、4047人が回答。回答率は約15%だった。
https://mainichi.jp/articles/20221214/k00/00m/040/239000c
発症1カ月後も20人に1人が後遺症、1・6%が「日常生活に支障」
https://news.yahoo.co.jp/articles/de9ddcdcc5927b20932d7efda6e11e98cbcec978
有効回答3247人のうち感染後に何らかの症状があったと回答した人は47・7%。
20人に1人が発症から1カ月後の時点でせきや倦怠(けんたい)感などの後遺症を訴えており、2カ月後でも27人に1人が後遺症に悩んでいた。
感染1カ月後の時点で最も頻度が高い症状は脱毛とせきで、1・6%が日常生活に支障を感じていた。
重症だった人は軽症者に比べ約5・4倍後遺症が起こりやすい傾向にあった。
一方、年齢や治療内容などが後遺症の起こりやすさに与える影響は、今回の調査では明確にならなかった。
忽那賢志・大阪大教授は「海外の報告でも、後遺症は時間の経過とともに改善している。
ワクチン接種を受けた人は後遺症が起こりにくい傾向にある」と話した。
調査は2022年7月から実施。22年3月末までに感染した市民2万6880人にアンケートを送付し、4047人が回答。回答率は約15%だった。
https://mainichi.jp/articles/20221214/k00/00m/040/239000c
発症1カ月後も20人に1人が後遺症、1・6%が「日常生活に支障」
https://news.yahoo.co.jp/articles/de9ddcdcc5927b20932d7efda6e11e98cbcec978