2022年11月15日 14:06
東スポWEB
「やさしく歌って(Killing Me Softly With His Song)」などのヒット曲で知られる米歌手ロバータ・フラック(85)が難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断され、「歌うことが不可能になった」と広報担当者が14日発表した。
ALSは米大リーグの名選手だったルー・ゲーリックが罹患したことからルー・ゲーリック病とも呼ばれ、原因不明の神経難病で、筋萎縮と筋力の低下が進行し、呼吸障害、歩行障害などが起きる。
担当者は、フラックが「会話をすることも困難になった」とした上で、「ただし、ALSくらいでは、この偶像を黙らせることはできない」とし、闘病していることを伝えた。
診断結果は、フラックの半生を追ったドキュメンタリー映画「ロバータ」が米ニューヨーク・ドキュメンタリー映画祭で初上映される17日を前に発表された。
フラックは、後の名曲「愛は面影の中に(The First Time Ever I Saw Your Face)」がクリント・イーストウッドのスリラーロマンス映画「恐怖のメロディ」(1971年)の中で使用されたことをきっかけに大ブレークした。
その勢いで70年代に複数のナンバーワンヒットを放ち、米グラミー賞を4度受賞。ほかにも83年に米歌手ピーボ・ブライソンとデュエットした「愛のセレブレイション(Tonight’ I Celebrate My Love)」も大ヒット。
2014年には平井堅がアルバム「Ken’s Bar Ⅲ」で収録曲としてカバーした「やさしく歌って」にフラック本人が参加している。
75年に初来日以来、何度も日本公演を行っている。2020年にはグラミー賞で生涯業績賞を受賞した。
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/245042
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「やさしく歌って(Killing Me Softly With His Song)」などのヒット曲で知られる米歌手ロバータ・フラック(85)が難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断され、「歌うことが不可能になった」と広報担当者が14日発表した。
ALSは米大リーグの名選手だったルー・ゲーリックが罹患したことからルー・ゲーリック病とも呼ばれ、原因不明の神経難病で、筋萎縮と筋力の低下が進行し、呼吸障害、歩行障害などが起きる。
担当者は、フラックが「会話をすることも困難になった」とした上で、「ただし、ALSくらいでは、この偶像を黙らせることはできない」とし、闘病していることを伝えた。
診断結果は、フラックの半生を追ったドキュメンタリー映画「ロバータ」が米ニューヨーク・ドキュメンタリー映画祭で初上映される17日を前に発表された。
フラックは、後の名曲「愛は面影の中に(The First Time Ever I Saw Your Face)」がクリント・イーストウッドのスリラーロマンス映画「恐怖のメロディ」(1971年)の中で使用されたことをきっかけに大ブレークした。
その勢いで70年代に複数のナンバーワンヒットを放ち、米グラミー賞を4度受賞。ほかにも83年に米歌手ピーボ・ブライソンとデュエットした「愛のセレブレイション(Tonight’ I Celebrate My Love)」も大ヒット。
2014年には平井堅がアルバム「Ken’s Bar Ⅲ」で収録曲としてカバーした「やさしく歌って」にフラック本人が参加している。
75年に初来日以来、何度も日本公演を行っている。2020年にはグラミー賞で生涯業績賞を受賞した。
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/245042