中国 上海で輸入品などを集めた大規模な国際見本市が始まり、中国が国内市場を開放する姿勢を強調する中、日本からも多くの企業が参加しています。
上海では5日から「中国国際輸入博覧会」が始まり、5回目を迎えることしは130近い国と地域の企業などが参加しています。
日本からは大手精密機器メーカーなどのほか、JETRO=日本貿易振興機構を通じて280ほどの企業が参加しています。
このうち日本の酒を紹介するコーナーでは50種類の酒を試飲でき、その場でオンラインショッピングサイトを通じて注文もできます。
また、「ゼロコロナ」政策の下で外出制限などが続く中、アウトドア需要が高まっているということで、キャンプ道具を販売する日本のメーカーも参加し、商品を売り込んでいました。
この博覧会は、習近平国家主席の主導で輸入拡大を目指していて、会場では4日夜、習主席がビデオ演説し、国内市場を開放する姿勢を強調しました。
ただ、「ゼロコロナ」政策のもとでの行動制限による個人消費の伸び悩みや不動産市場の低迷が続いていて、回復が遅れている経済の立て直しが課題となっています。
JETRO上海事務所の高山博副所長は「全体的には消費は落ち込んでいる。ただ、特定の分野では伸びているところもあるので、日本企業としても、そういったチャンスをつかむことが大事だ」と話していました。
NHK NEWS WEB
2022年11月5日 17時39分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221105/k10013882121000.html
上海では5日から「中国国際輸入博覧会」が始まり、5回目を迎えることしは130近い国と地域の企業などが参加しています。
日本からは大手精密機器メーカーなどのほか、JETRO=日本貿易振興機構を通じて280ほどの企業が参加しています。
このうち日本の酒を紹介するコーナーでは50種類の酒を試飲でき、その場でオンラインショッピングサイトを通じて注文もできます。
また、「ゼロコロナ」政策の下で外出制限などが続く中、アウトドア需要が高まっているということで、キャンプ道具を販売する日本のメーカーも参加し、商品を売り込んでいました。
この博覧会は、習近平国家主席の主導で輸入拡大を目指していて、会場では4日夜、習主席がビデオ演説し、国内市場を開放する姿勢を強調しました。
ただ、「ゼロコロナ」政策のもとでの行動制限による個人消費の伸び悩みや不動産市場の低迷が続いていて、回復が遅れている経済の立て直しが課題となっています。
JETRO上海事務所の高山博副所長は「全体的には消費は落ち込んでいる。ただ、特定の分野では伸びているところもあるので、日本企業としても、そういったチャンスをつかむことが大事だ」と話していました。
NHK NEWS WEB
2022年11月5日 17時39分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221105/k10013882121000.html