新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」の会合が8日開かれた。
会合では、オミクロン株流行下でのワクチンの効果は、2回接種では2~3割しか得られなかった一方、3回目を打った人は上昇したとする同省研究班のデータが示された。
専門家組織座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は会合後の記者会見で、「オミクロン株流行時は2回目よりも3回目でより有効性が高い。さらに3回目を推奨していく必要がある」と述べた。
厚労省研究班によると、オミクロン株が広がった1~3月までに10都県で新型コロナの検査を受けた16歳以上の約5000人を分析。16~64歳で2回目の接種を受けた人の発症予防効果は36.0%だった一方、3回目を終えた人は68.7%に上昇した。65歳以上だと2回目は23.3%、3回目は80.5%だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/81af1da6c508c7997172481fb5e7c218b9b183a7
会合では、オミクロン株流行下でのワクチンの効果は、2回接種では2~3割しか得られなかった一方、3回目を打った人は上昇したとする同省研究班のデータが示された。
専門家組織座長の脇田隆字・国立感染症研究所長は会合後の記者会見で、「オミクロン株流行時は2回目よりも3回目でより有効性が高い。さらに3回目を推奨していく必要がある」と述べた。
厚労省研究班によると、オミクロン株が広がった1~3月までに10都県で新型コロナの検査を受けた16歳以上の約5000人を分析。16~64歳で2回目の接種を受けた人の発症予防効果は36.0%だった一方、3回目を終えた人は68.7%に上昇した。65歳以上だと2回目は23.3%、3回目は80.5%だった。
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